Life with UNIX

  • アスキー
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本棚登録 : 111
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756107831

作品紹介・あらすじ

UNIXが断然おもしろい。UNIXの歴史的背景や社会的動向とともに、アングラ情報、UNIX人名事典、名言などの貴重なデータや一風変わった情報が満載。だれも知らなかったUNIXの世界がここにある。

感想・レビュー・書評

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  • UNIXだよ人生は。

  • Unix全盛期のお話。
    今につながる古典。当時の熱が伝わる。
    基本は変わらずUnix哲学。このあとにLinixが登場する世の中になる熱さ。
    時は1990年。

  • 久々の再読。講義で、「自社の組織文化を示すもの」を探した際に行き着いた。分散と統合。UNIXはOSではなく哲学である。

  • 教員からの推薦図書。
    教員からのコメント:UNIXに触れる人が、まず間違いなく疑問に思うことがある。「どうして、UNIXのコマンドはlsとかcpとかgrepとか、おまじないみたいな名前になっているのか」「どうしてUNIXってパイプとかリダイレクションとか、わけのわからない仕組みがついているのか」。
    当然であろう。Windowsから入ってきた人でなくても、私自身、最初にUNIXを触ったときには、 lsでファイルの一覧が表示される、といわれても、ぴんと来るものではなかった。ともかくもlsとか cpとかmvとかrmとか、なんで2文字のコマンドばかりなのか。removeって書きゃいいやん、というのが普通の心理であろう。
    それは、UNIXの長い歴史の中から培われてきたものである、ということを知ることになったのはずいぶん後であったが、それを知り、UNIXの精神というものに触れると、今度はUNIXがいかに巧みに設計され、統一感があり、美しささえ感じさせるシステムであるか、というのを知ることになった。
    この本は、UNIXの誕生からの歴史をさかのぼり、その根底にある思想、それを作り上げた人々、また発展の歴史について触れている。なんかUNIXってよくわかんないなぁ、と思った頃に読むのが一番最適といえる本である。
    残念ながら、出版がいまから18年前ということもあり、内容は必ずしも最新とはいえない(Windows どころか、Linuxさえ載っていない)。しかし、この本に書かれている基本的な精神は、いまでもUNIX、例えばSolarisやLinuxの中に脈々と息づいている。決して古い本というわけではないのだ。まぁ、それだけ UNIXが古いシステムであるということだが、しかしそれは古いからだめということではない。姿を変え、時のトレンドを取り入れつつ、UNIXはいまの姿へ着実に成長しているのである。
    なぜUNIXなのか。そしてそれを愛する人が多いのか。ハッカー(いい意味で、コンピュータに秀でた人。コンピュータで悪事を働く人は「クラッカー」と呼ぶのが正しい)たちはなぜUNIXに夢中になったのか。そしてなぜUNIXは大学で育ったのか。
    この本を通じて、UNIXというものに少しでも近づいてもらえると幸いである。

  • 1988年頃に書かれた本なので、今となっては古くなった情報が多いです。しかし、UNIXの歴史や技術の原点を知るためにも、一読する価値のある本だと思います。

  • これを読むとUNIXが好きになります。

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