常識として知っておきたい「美」の概念60

著者 :
  • パイインターナショナル
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756241320

感想・レビュー・書評

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  • 学校で使う資料集みたいな感じの本でした。
    あるブログで紹介されていて興味を持ったので図書館で借りてみたものの、全然ちゃんと読めませんでした。
    パラパラめくって終わりです。
    自分は美術品に興味がもてないことがハッキリしました…

    なぜなのか。生まれ持った性質か、成長時に美意識が育まれなかったのか。
    テレビのなんでも鑑定団は好きだけどあれも自分は金額を楽しんでるだけだったのか…

  • 美術の概念をまずは概括的に勉強したかったのだけれど、あまりにも広範で、手頃なのが見つからなかったところに救世主の如く現れた値段も手頃な良書。日本の美の概念にも別枠でページが割かれており、日本の美的精神性の高さは海外と比較しても全く遜色ない。ジャポニズムやアール・ヌーヴォーなど、実際あちらでセンセーションを巻き起こした様式にも日本は大きな影響をもたらしているのである。キアロスクーロについては初見で、レンブラントは明らかにこの系統だろうと思うけど、フェルメールはどうなんかな。

  • ヘレニズム/ゴシック/マニエリスム/アール・ヌーヴォー/花鳥風月/わび/さび/萌え…美術に対して造詣を深めようとする時、最初につまずくのが特定の様式や流行を指す聞き馴染みのない言葉たち。本書では東西の美術史で出てくるこうした美術の概念を指す言葉60個をチョイスし、フルカラーで具体的作品と対応させながら解説していく。多少教科書的なのは否めないが、辞書変わりに巡っていても楽しめるし、付録の年表&イメージ比較表は興味深い。これを見ると19世紀から20世紀初頭にかけていかに美術の多様性が形成されたのかよくわかる。

  • こういうの多い。

  • もう少し画像が欲しいところだけれど、しかたない。分量的にちょうどよかった。私のような美術齧りかけの人間にはぴったりの一冊

  • 『201209 美術強化月間』

    美術史上の専門用語を時代順に解説。

    近代は思想・運動・派閥が多種多様で難しい。

    絵画だけでなく、各様式ごとに《椅子》が登場するところが新鮮でよかった。

  • 最後のキーワードが「萌え」でした。

  • 侘び、寂び、バロック、印象主義、モダニズム…それぞれの概念と代表作品が網羅的に纏められた一冊。

    概念と作品を読み解く事で、右脳と左脳が一辺に拡げられる感覚を覚える。

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著者プロフィール

共立女子学園名誉教授。専門分野は色彩文化、文様文化の研究。
主な著書に『装飾紋様の東と西』(明現社)、『西洋装飾文様事典』(朝倉書店)、『日本のファッション』『日本の色彩百科』『色の知識』(青幻舎)、『フランスの配色』『フランスの伝統色』『時代別日本の配色事典』(パイインターナショナル)など多数。

「2022年 『世界のふしぎな色の名前』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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