「孫子の兵法」のことがマンガで3時間でマスターできる本

著者 : 安恒理

• 明日香出版社 (2002年3月31日発売)

作品紹介・あらすじ

『孫子の兵法』は、中国が生みだした最高最強の兵書といわれています。2500年もの間世界中でリーダーを魅了してきた指導書です。本書は「孫子」の教えるところを現代の経営におきかえて、わかりやすくマンガをそえて解説しています。『孫子の兵法』の骨格を理解できる画期的な手引き書です。

感想・レビュー・書評

[すぎもったんさんの感想 · 2015年5月15日]

兵法書「孫子」についてビジネスの観点からかかれた一冊。

本書を読んで、「孫子」の兵法をビジネス視点で解釈するとこうなるということが理解できました。
また、マンガと文章が見開きで書かれていて、マンガに要約されているので非常に見返しがしやすいと感じました。
特に組織の上にたつものとしての心得が多くあり、リーダーとしてどう引っ張っていくのかが組織、人の両面からかかれていると感じました。
そして、様々なビジネス書に書いてある行動理論と重複するものもあり、2500年前に書かれた兵法書にも現在に通用する部分が多くあることを実感しました。

組織を操るためには人のモチベーションを上げることの重要性や情報をうまく利用することが大切であることや物事にたいして細心の注意を払うことが本書より理解できました。
あと、戦においてはシンプルに要所を攻めて、長引かせないことが重要であるということも感じました。

実際の企業の実例も多く掲載されており、兵法からの応用法が多く学べました。
今でも通じる兵法の知識を活かして、実生活でも実践したいと感じた一冊でした。

[nikaku1035さんの感想 · 2014年3月31日]

マンガと現代の実例で孫子の兵法が分かりやすいが、体系だってないためそこまで実用的な本ではないという感想。

[tomoyafujineさんの感想 · 2014年2月8日]

孫子兵法書から選りすぐった100語を現代のビジネスシーンに適応できるようにまとめたもの。
でも、肝心の原点の意味を解説していなかったり、意味を勝手に著者で曲解していたり、例に取り上げるビジネスシーンがどうでもいいことだったり。
ちょっと不満の残る内容でした。
ちゃんと知ろうとしたらもっと別の本のほうがいいでしょう。

そんな中でもいいなと思ったこと。

・敵にあえて逃げ道を残すこと。
・潰走する敵は追うな
・戦力の逐次投入は厳禁
・勝つ見込みのない戦はするな
・部下と信頼が確立され、１枚岩でないと勝てぬ
・攻めてこないだろうに期待するのではなく、攻めてきてもいいように守りの準備をする
・戦うべき時と戦ってはいけない時を知る
・もっともよい型は変化する
・戦いも健康第一
・人使いの荒い人は要領が悪い
・杓子定規になるな

[torihsiaさんの感想 · 2013年6月30日]

ビジネス書に孫子の兵法があったので、いったい何でだ？って興味本位で手に取った本。孫子のとった軍法が現代ビジネスとマッチしていてとても面白かった。1ページ毎にマンガで解説されている部分もよかったです。

[H.Satoさんの感想 · 2013年4月24日]

戦わずして勝つことが最高の勝ち方である。武力よりも政治戦略で、敵の意図を封じ込め、戦わずして相手を降伏させることが最上の勝利である。
戦いにおいて地の利を得ることは重要である。
戦いの形を固定することなく、水のように相手に応じて変化して戦うことにより大きな力が発揮できる。

[dyunchanさんの感想 · 2012年12月15日]

読みづらく、記憶に残りにくい。再読リストからは除外

[aitaso07さんの感想 · 2011年8月31日]

マンガなので読みやすいが、
筆者の考え解釈が強すぎて、本来の意味からかけ離れていることも多い。

兵法の書をビジネスに置き換えるのは無理だろJK。
ということを、理解させてくれる一冊。

[kupokupoさんの感想 · 2011年8月27日]

書いてある内容は、孫子の兵法なのでもちろんすばらしいのだけれど、原初の引用文からマンガの内容へ飛躍の有る章が多そうで本当に正しい解釈なのか大いに不安・・・。やはり原書を見ないとだめなのか・・・。
ぱっと流し読みして捨ててしまった。

[dev3booksさんの感想 · 2009年2月25日]

電車の中で読んでいたら、隣のおじいさんに、「良い本を読んでいらっしゃるね。」と声をかけられました。。。

[アイスさんの感想 · 2008年6月4日]

〔未読〕

著者プロフィール

昭和34年　福岡県生まれ。大学卒業後、出版社勤務。月刊雑誌の編集を勤めた後、ライターとして独立。20年以上の株式投資の経験をもとに経済関係の書籍からビジネス、サブカルチャー、スポーツなど幅広い分野で執筆。主な著作に『マンガでわかる最強の株入門』『マンガでわかる最強のFX入門』(ともに新星出版社)、『いちばんカンタン！株の超入門書』『いちばんカンタン！米国株の超入門書』(ともに高橋書店)、『はじめての米国株1年生』(明日香出版社)などがある。

「2022年 『めざせ「億り人」！マンガでわかる最強の米国株入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」