図解 身近にあふれる「化学」が3時間でわかる本 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756920829

作品紹介・あらすじ

私たちの身のまわりには、「化学」があふれています。たとえば、汚れを落とす洗剤、お菓子などに含まれる甘味料、お酒や漬物、抗生物質や覚醒剤、遺伝子組換えやゲノム編集、CO2排出問題から放射能汚染問題まで……。
挙げていけばきりがないほど、私たちは化学の恩恵を受けた生活を送っているのです。
本書は前知識なしの読者でも読めるわかりやすい解説で、化学の不思議を解き明かす旅へとご案内します。

感想・レビュー・書評

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  • 化学と日常のつながりが確認できた

  • 普段の生活で応用されているものから、原子力発電、シェールガス、水素燃料電池まで「化学」の視点でなるべくわかりやすく解説している。化学記号も使って物質の組成を詳しく説明しているが、試験用の教科書ではないのでその辺は飛びし読みすれば、3時間もかからずに読める(速読のコツ)。

    「混ぜるな危険」の洗剤や、天ぷらを揚げる時の水分の爆発など、身近な生活の場にも潜む危険な化学反応についても言及があり、頭の片隅に入れておくと便利。10年ほど前にイカの天ぷらを揚げていて爆発し、怖い思いをしたことを思い出しながら読んだ。

  • 私たちの身のまわりには「化学」があふれています。
    たとえば、汚れを落とす洗剤、お菓子などに含まれる甘味料、お酒や漬物、抗生物質や覚醒剤、遺伝子組換えやゲノム編集、CO2排出問題から放射能汚染問題まで……。
    挙げていけばきりがないほど、私たちは化学の恩恵を受けた生活を送っているのです。
    そんな化学の不思議や仕組みを、前知識のない方でも読めるやさしい解説でひもときます。(出版社HPより)

    ◆◇工学分館の所蔵はこちら→
    https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=TT22153514

  •  化学の読み物として書いたそうだが、決して手を抜かずにちゃんとグラフや構造式、化学反応式を載せている。また、周期表も目的が異なるからと言って2回載せるなど容赦がない。そのおかげで雑学程度ではない、ちゃんとした化学に触れることができる。

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著者プロフィール

齋藤 勝裕(さいとう かつひろ)
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。
主な著書として、「絶対わかる化学シリーズ」全18冊(講談社)、「わかる化学シリーズ」全16冊(東京化学同人)、「わかる× わかった! 化学シリーズ」全14冊(オーム社)、『マンガでわかる有機化学』『料理の科学』(以上、SB クリエイティブ)、『「量子化学」のことが一冊でまるごとわかる』『「発酵」のことが一冊でまるごとわかる』『「食品の科学」が一冊でまるごとわかる』『「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる』『身のまわりの「危険物の科学」が一冊でまるごとわかる』(以上、ベレ出版)など200冊以上。

「2023年 『「原子力」のことが一冊でまるごとわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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