制御システムセキュリティ入門 :Society5.0/Industry4.0時代に向けて社会インフラをいかに守るか
- NTT出版 (2020年3月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757103924
作品紹介・あらすじ
超スマート社会のセキュリティ/セイフティ
ライフラインや通信、交通、製造設備など、私たちの社会経済の根幹をなす重要インフラを、事故やサイバー攻撃から守る制御システム。 IoTやロボット、AIの実用化により外部ネットワークへのアクセスが増え、セキュリティ対策の見直しが急務となったSociety5.0時代のセキュリティ対策とは? 制御システムの基礎知識と最新技術、脅威と攻撃手法、リスクマネジメント、海外のセキュリティ政策までをまとめた初の体系的テキスト。
感想・レビュー・書評
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従来から興味のあった分野だったが、FAについてよくご存じの方が書かれていて、非常に興味深く読むことができた。特に2010年以降に発生した具体事例は実際的な脅威として認識できた。
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監修者より恵投いただいて読む。
- 制御セキュリティの基礎的な知識を習得できるp4
- 想定する読者は制御システムの設計開発運用やセキュリティ対策の担当者 p5
- 制御システムのセーフティ文化(p10)、CIAの原則に加えてHES(健康、環境、安全)へのの必要性(p15)、リレー、PLC、DCS、マイコンなどの各種コントローラーの違い(p31)、制御系CSIRTのすすめ(p154)
これまで全くといっていいほど活字になっていなかった世界がこうして本にまとまっただけでも素晴らしい。 -
請求記号 548.3/I 33
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制御システムや制御ネットワークの入門として、よく整理されている。反対に、制御システムセキュリティについては得られるものが多くはなかった。
これまで、PLC, DCS, IED, リモートI/O, SCADAなどの各種機器の区別が曖昧だったが、これらを整理することができた。
制御ネットワークの構成が、PERMという名前で階層モデル化されていることを初めて知った。