食は土にあり: 永田農法の原点

著者 :
  • エヌティティ出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757121157

感想・レビュー・書評

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  • 「農業そのものが環境破壊の始まり」との一言がストンと腑に落ちる。特に農薬を多く使う水田は以前から環境にダメージを与えると指摘されてきた。
    https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2022/07/12/234322

  • 永田さんが永田農法の生産者や料理人などとの関わりも含めて、永田農法の成り立ちと思想を書いた本。
    美味しい野菜を食べたくなった。鈴木農園に買い出しに行くかな…

  • うーん、もうちょい体系だって知りたいことが多々あり…

  • 原産地の環境を再現してあげるとか、
    肥料のやり過ぎはよくないとか
    共感できる部分は多いけど
    全体的に主観ばっかりでふわっとしてる感じ。
    後半の「○○する人々」シリーズは後々参考になる日がくるかもしれへん。

  • ?農業は環境破壊のはじまり
    農業は環境にいいと思っていたが、実は環境を壊しているということに驚いた。
    ?スパルタ・原生地農法
    農作物の原生地に近い農法で育てることと、むやみに肥料や水を与えないことで力強い農作物ができるとのこと。
    ?農薬・除草剤
    農薬を使うことは周囲の生態系の破壊につながる。除草剤もそう。また、除草剤を使うと雑草などはなくなるが、農作物の根が非常に弱くなり味が悪くなる。除草剤は農家の方の体に非常に悪影響があり肝臓を壊したりガンで亡くなるケースが増える可能性がある。除草剤を使わなくなったことで体が楽になった例があるとのこと。
    ?有機農法
    有機農法に使う肥料は、動物の糞などから作った物や葉っぱなどから作った物とのこと。安全に見えるが、動物の食べ物が遺伝子組み換えの飼料を食べている可能性がある点や葉っぱも農薬などがかかっている可能性があり、一概にいいとはいえない状況とのこと。
    ?芽を食べる
    芽を食べると非常に体にいいとのこと。芽は植物の中でも非常に力強い部分で体にもいいとされているよう。
    ?農業の2極化
    今後の農業は大規模農業と小規模農業に二分化されていく可能性がある。小規模農業は市民農園などが盛んになればいいのではないかと思う。また、老人ホームや精神病院で農業体験をするといい効果が出るとの例もある。大規模農業に関しては今後は新しいビジネスも出るとして確立していくと思う。セブンイレブンアンドアイやワタミなど色々な会社が始めている。

    良いと言われている物でも色々な角度から考えなければいけないと感じた。また、農業の今後の可能性に非常に興味がわいた。

  • 6月26日読了。永田農法の創始者、永田照喜治氏が永田農法および日本の農業の現状について語る本。近年の子供の野菜嫌いは「当然」、なぜなら市販されている野菜はまずいのだから、とする彼の主張にはうなずかされる。確かに・・・そうなのかもしれない。しかしそれほどまでに甘くおいしい永田野菜、多少高くでも是非食べてみたいものだ。

  • やってみたい・・・・

  • 目からウロコの農業の話。
    スパルタ農法で知られる永田農法の真実が書かれている。

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