技術への意志とニヒリズムの文化―21世紀のハイデガー、ニーチェ、マルクス
- NTT出版 (2009年6月25日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757141667
作品紹介・あらすじ
錯綜する21世紀の文化と思考の枠組みを、三巨人の思想によって大胆に読み替える、ポスト・ヒューマンの社会批評。生命工学やデジタル技術など、最先端テクノロジーがもたらす未来への警告と超克の書。
感想・レビュー・書評
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久しぶりに酷い本を買ってしまった。まったく読めない。技術とニヒリズムの関係については興味を持っているのだが…。引き続きアンテナは立てておくか。
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12点。ハイデガー、ニーチェ、マルクスという三人の思想家を過去から召喚して、今日の時代の批評の急先鋒に仕立てあげた、攻殻機動隊的なポストヒューマンの社会批評。
ボードリヤールの影響を強く受けていることは節々からわかるのだが、ニューメディアアートへの言及、著者自身の造語ラッシュ。論理の飛躍に富んだ、良く言えばイマジネイティブな独特の文章。全てが相まって日本語を読んでるとは思えぬ。
ハイパーニーチェ・ハイパーハイデガー・ハイパーマルクスなどの概念が出たあたりから、これはトンデモと断じてしまいたくなる。でも、つまらないのは自分にとってまぁっったく興味のない分野なだけであって、技術者向けの本なんだと思います、多分。
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