和力: 日本を象る

著者 :
  • エヌティティ出版
3.29
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本棚登録 : 110
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757141735

感想・レビュー・書評

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  • 半分程度読み進めてこれ以上は時間の無駄と判断し閉じた。松〇say剛を薄めた感じ。私には松〇say剛の著書もあまり肌に合わなかったのでこれは完全な悪口です。未来への自分への警告として本棚登録。

  • 2008-03-00

  • jpn 日本

  • 日本的なデザイン、シンボルのいろいろの由来と背景のうんちく話。

  • まずその質量の軽さに驚く。
    嵩高い割りにとっても軽い。
    単行本を持ち歩くならこの作り方はとってもいいな。

  • 「和風のデザイン」とか、仕事をしていると気軽に使ってしまう言葉なのですが、さて、日本の美的感覚というものは、そもそもどういったところから来ているのでしょうか。この「和力―日本を象る」という本は、「籠」、「余」、「律」、「波」、「縞」、「比」…といった日本文化を象る24の「型」を漢字一文字に集約し、日本の文化、発想力を探ってみようという内容。デザインには、余白、シンメトリー、誇張、黄金比…といったさまざまな日本的技法がありますが、そこに潜むいろいろな視点や、文化的背景、生活様式との深い結びつきを知ることができます。
    四季が豊かで、島国の定住民で、ディテールにとことんこだわる日本人独特の感性を、日本だけでなく海外から見た日本という視点、または海外との比較といったような視点で書かれているのが面白いと思います。
    この本を読むと、「和風のデザイン」と口にしたときのバックグラウンドも、ずっと奥ゆかしいものになるでしょう。

  • グラフィック・デザイナーによる日本的なる意匠についての蘊蓄集。まるで辞典みたい。さすがに建築関係では聞き慣れた話が多かったけれど、全体的に「へーっ」「なるほどー」の連続。特に日本語の成り立ちについての話は面白い。日本という国の奥行きと特異さを知るには格好。図版も多く掲載されていてgood job !!

  • 象徴学が勉強したくなる本。

  • ピンとこない

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著者プロフィール

松田行正
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37 回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。著書に、『デザインってなんだろ?』(紀伊國屋書店)、『デザインの作法』(平凡社)、『にほん的』(河出書房新社)、『独裁者のデザイン』(河出文庫)、『眼の冒険』『線の冒険』(ちくま文庫)、『RED』『HATE !』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』『アート& デザイン表現史』『戦争とデザイン』『宗教とデザイン』(左右社)などがある。

「2023年 『グラフィック・ビートルズ(3,600円+税、牛若丸・Book&Design)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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