魚のいない海

  • NTT出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757160415

作品紹介・あらすじ

資源枯渇の最先端をいく漁業。狂い始めた生態系。われわれの食卓はどうなるのか、そして輸入大国日本の責任とは?歴史的考察をふまえ、人類学・経済学・生態学的視点から、海の持続可能な利用を考える。

感想・レビュー・書評

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  • あまり知られていない漁業、魚資源の実情、実例。$$一度崩れてしまった魚資源が復活するのがいかに難しいか、いかに脆弱なバランスの上に成り立っているかがよくわかる。$$$$本文では日本の事例はほとんど触れられていないが訳注の日本の事例は短いが非常に重要。資源管理もまともにされておらず政策的人災で衰退する日本の漁業について触れている。

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  • カテゴリを原発にしたのは、放射性物質で『食べられる魚のいない海』を想像したからです。福島第一原発事故と大量の放射性物質の流出は、福島の海での漁業を規制し、それによって魚の生態が一部よみがえるかもしれない。それを見て日本の漁業の考え方が変わることを期待したい。

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