死霊狩り 2 (ASPECT NOVELS)

著者 : 平井和正

• アスペクト (1998年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

最初の任務を終えた田村俊夫は、メキシコシティで束の間の休暇を過ごしていた。だが、酒も女もラテンの陽光も、彼の凍てついた心を癒やすことはなかった。姉と恋人を奪った"ゾンビー"を斃す!それだけが、俊夫の生きる支えのすべてだった。彼は"ゾンビー・ハンター"。人間の肉体と精神を乗っ取り、恐るべき怪物に変える地球外生命体を狩る超戦士である。基地に帰った俊夫に第二の指令が下る。しかし、同僚の林石隆は、意外な言葉を告げるのだった…救われぬ人類の性を渾身の筆致で描き、絶大な支持を得た平井和正アクションの名作『死霊狩り』第二弾。

著者プロフィール

　1938年5月13日、神奈川県横須賀市生まれ。
　1963年、漫画原作を担当した『8マン』（少年マガジン連載）は、その後自らがシナリオライターのチーフを務めてTBSでアニメ化され、大ヒットを記録する。
　1971年、『狼の紋章』が爆発的にヒットし、松田優作のデビュー作として映画化。『ウルフガイ・シリーズ』は若い世代の心を捕らえ、永遠のバイブルとなっている。
　1967年に刊行開始した『幻魔大戦シリーズ』は“ハルマゲドン”旋風を巻き起こし、総計2000万部を超える大ベストセラーを記録。1983年にアニメ映画化される。
　1994年、日本で初の本格的オンライン小説『ボヘミアンガラス・ストリート』をネット連載。『月光魔術團』『ABDUCTIONシリーズ』『幻魔大戦deep』など現在も精力的な執筆活動を続ける。

「2008年 『幻魔大戦deep トルテック』 で使われていた紹介文から引用しています。」