面白くてよくわかる!万葉集―美しい日本語で紡がれる和歌を学ぶ大人の教科書
- アスペクト (2010年10月7日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757218154
作品紹介・あらすじ
宮廷でくり広げられる貴族たちの華やかな恋愛模様も、ドロドロと渦巻く陰謀も、野山の素朴な美しさも、困窮する平民の暮らしの様子も。それぞれの気持ちを31文字にこめて現在まで引き継がれてきた「万葉集」。
感想・レビュー・書評
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ポジティブな句だけ斜め読み。響きがすてきだ。日本語ってうつくしいな、と再認識。
ツルモク的な挿絵もいいです。
東の野に 炎の 立つ見えて
かへり見すれば 月傾きぬ (柿本人麻呂)
ぬばたまの 夜の更けゆけば
久木生ふる 清き川原に 千鳥しば鳴く (山部赤人)
我が妻は いたく恋ひらし 飲む水に
影さへ見えて よに忘れられず (防人歌)
春の苑 紅にほふ 桃の花
下照る道に 出で立つ少女 (大伴家持)
新しき 年の始の 初春の
今日降る雪の いや重け吉事 (大伴家持)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学生の時、古文や和歌は訳が分からず挫折しました。こういう何段活用とか気にせず読めるのが嬉しい。
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