時間上手の暮らし方―ゆったり過ごす夢がかなう (アスペクト文庫)

著者 :
  • アスペクト
3.48
  • (9)
  • (32)
  • (32)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 339
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757220188

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • “別に時間を得て資格を取りたいとか、出世したいわけでは無い。ただ、いつも時間がなくてアセアセしているのをどうにかしたいんだ。”という思いに「そうそう!その通り!」と共感しながら読みました。

  • ごちゃごちゃ言ってないで今すべきことをしろ、だな。

  • 達人時間術は挫折してしまう普通の人のための心が豊かになる時間本。
    幸福になるための暮らし方でもある。
    ビジネス時間術を求めず、ゆったりと充実した時間を過ごしたい人には良いかと思う。

    ◎「忙しい」と言わない
    ◎今やっていることを確実にやる(ながら行動をしない)
    ◎身のまわりのモノを減らす(モノが少ないと時間が増える)
    ◎やるべきことを減らす(本当にやりたいことをする)
    ◎「できないこと」を見きわめ「やるべきこと」にエネルギーを
    ◎手帳と仲良くなろう「行動を工程化する」「朝イチバンに手帳を見る」
    ◎タイマーの活用
    ◎なるべくその場で決める(迷わず決断)
    ◎ダラダラぐずぐずから抜け出すには勢いがついて動き出すきっかけになるものを(歌、声出し、体を動かす、深呼吸、散歩など)
    ◎一瞬一秒のすべてがなりたい自分のためのエクササイズ
    ◎習慣は二週間にひとつずつ定着させる
    ◎好きなモノと暮らす
    ◎まわりとつながる、人に頼ろう
    ◎「今さえよければいい」ではなく「今を大切に生きる」
    ◎未来を過剰に恐れず今を楽しむ
    ◎時間はいくらでもある!

    自分に取って良かったところをあげてみた。
    他の本でも良く見るようなことだが、この基本がなかなかできない。
    優しい語り口でわかりやすく、改めて気づかされたことも多かった。
    新たな発見や劇的などはなく少し物足りなさもあった。

    ★3

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    1章 “時間術”に挫折してしまうのはなぜ?(ひょっとして、私は達人じゃない?/達人と“フツーの人”の違い ほか)/2章 心がセカセカしなくなる基本の習慣(習慣1 「忙しい」と言わない!-“忙しい”の中身は何?/習慣2 今やっていることを確実にやる ほか)/3章 夢をかなえる時間の使い方(この世をカスタマイズする/自分の墓碑銘を決めよう ほか)/4章 時間の質が高まる暮らし方(きちんと暮らす/習慣を定着させる ほか)/5章 未来を過剰に恐れず今を生きよう(時間はとっておけない/「今を生きる」ことと「今さえよければいい」の違い ほか)

  • 自分の本来の力を出し切るために大切な、小さな習慣を少しずつ、定着させて行く。
    1,忙しいと言わない
    2,今やっている事を確実にやる
    3,身の回りの物を減らす
    4,やるべきことを減らす

    空間的に広いと狭い場所とでは時間の流れる速さは異なります。
    広いところの方が時間は過大に流れるので、たとえば1分間が1分20秒くらいに長く感じたりすることがある。

    人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し、いそぐべからず:徳川家康
    どんな長い道のりも、右足と左足をかわりばんこに出していれば、必ずいつかは着く

  • 無駄はどんどん省き、節約してはいけない時間を大切にしようと思った。

  • ”すごい人でない、と認めるところから始まる時間の使い方。
    「時計で計れる時間、心で感じる時間」
    素晴らしい会合の帰り道に読了。

    <キーフレーズ>
    ・時間の使い方に苦手意識を持っている人にありがちなのが、自分で自分自身をよくわかっていない、ということ。
     (略)「今いる場所」と「目指す場所」にミスマッチがないかを確認 p.11
    ★時計で計れる時間は、心にとって、あまり意味をもたないものなのです。p.37
     ※「時計で計れる時間、心で感じる時間」みたいな感じか… 『モモ』の引用★★
    ・B 美食を醸すワイナリー p.44
     時間がかかってもいいから、自分の納得いく仕事を成し遂げたいと思っています。
     それを許す現場にいるためには、高い技術を磨くことと、確固とした哲学、周囲の理解が欠かせません
     誠実ですが、不器用なので、効率重視の職場には向きません。まじめで仕事と生活を切り離しにくいので、日常の中に小さな楽しみをたくさん見出し、ストレスをためない工夫を。
     ※HapinessJar !
    ★ですから、ここでいっぺん、
     「自分の余命、あと6ヶ月」
     と仮定してみましょう p.80
    ・墓碑銘ワーク
     人と人をつなぐことに喜びを感じ、小さな幸せづくりのきっかけとなることを無性に愛した男、ここに眠る
    ★十年前を振り返りながら、十年後を夢みてみましょう。十年後の自分が、十年前になりたかった自分であるように・・・・。
    ・todo リストのつくり方
     月、週、日に分ける。 
     ※p.129の図(手帳)を使ってみたい
    ・なるべくその場で決める p.142
     「よし、私は来月だったら第三日曜がいい」
     と、日程を決め始めるのです。
    ・「(ダラダラ、ぐずぐずとの)決別のテーマソング」を決めておき、大音量でかける。または自分で歌う。p.151
    ★身につけたい習慣があるなら「一度にひとつだけ」を心がけましょう p.174
     ※2週間が1セット。HappinessJar、1日1捨、…
    ★このとき「一瞬=点」を、「ひと粒の真珠」と置き換えてみましょう。
     ひと粒、ひと粒の一瞬がつながってできた、真珠の首飾りが、私たちの人生。
     真珠には等級があり、最高級とされる「花珠」は、・・・ p.204
    ★モノは時間のカタマリですが、人もまた、時間のカタマリです。
     その人にはその人しか持ち得ない経験があり、知識があり、その蓄積された時間が、あなたの限られた時間を補ってくれるでしょう。p.215
     ※だから頼れる人をつくれ、と。 
      あんたが、あんんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ。
      ★★『星の王子さま』の引用。新訳の言葉の方が美しいな。
    ★しかし同時に、私は自分が「もう年をとらない」のを知っています。私の生命が、子どもの中に受け継がれていくのを、日々この目で見て、感じているからです。
     (略)
     子どもを育てることは、人生をもう一度生きることであり、自分という個体を超えて、永遠の命に連なることにほかなりません。
     これは実は、子どもがあるなしに関わりません。子どもがいなくても、育てる何か、受け継がせる何かがある人は、年をとらず、死ぬこともありません。p.223


    <きっかけ>
    本屋でみかけて購入。”

  • 『持たない暮らし』の作者による、普通の人のための時間術の本。
    世の中でもてはやされている時間術の本は大抵が達人(一流のビジネスパーソン)であり、その手法を普通の人が倣おうとしてもなかなかうまく行かない。身の丈に合った時間術でいいじゃないか、生活の中には節約できない/してはいけない時間もあるのだから……と説く。
    個人的には新しい知見はほとんど得られなかったが、読むと安心する人は多いと思う。
    初めて知って面白いと感じたアイデアは「自分の墓碑銘を決める」こと。自分の死後、人々にどのように記憶されたいかを短い文にまとめることによって、自分の目指す人生を知る助けになる。

  • 人に迷惑をかけないように、
    一生懸命頑張っても、
    ダメなときがある。

    そのときは、頼っていいんだ。
    大丈夫、誰かが助けてくれる。

    そして、自分も
    そんな誰かを助けよう。

    (金子由紀子/フリーライター
    『時間上手の暮らし方』より)

    * * *

    迷惑をかけないように
    がんばることはステキだけれど

    どうしてもできないこと
    苦手なこと 難しいこともある

    そんな時は無理をしないで
    誰かに助けてもらおう

    いっぱい感謝して
    愛を受けとろう

    そのほうが 相手も
    しあわせな気持ちになる

    たくさん甘えて
    元気になれば

    昔の自分のように
    苦しんでいる人を助けられるから

  • 何回も読み返してる。
    本にも書いてあるけど、啓発本とか時間術の本には無駄な時間を省くような方法ばかりで、凡人にはできないな〜ってことばかりだけど、この本はそんな凡人に合わせた時間の使い方が書いてあって、共感する部分が多い。
    時間術というよりも、時間に対して考えすぎないようにさせてくれる本と言うべきか。

全35件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1965年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。シンプルライフをテーマに幅広い分野で執筆を行ない、ロングセラーとなる著書を数多く刊行。著書に『持たない暮らし』『買わない習慣』(アスペクト)など多数。

「2014年 『シンプル生活手帳2015』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金子由紀子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
ジェームズ アレ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×