- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757222076
作品紹介・あらすじ
ロシアのアムール河で突然、乗っていた船が壊れた。その時、わたしがバックパックの中から取り出したものとは――。ロビンソン・クルーソーの家を発見した探検家・高橋大輔が命を保つために使い続けてきた道具たちと探検世界を語りつくす。<br>
感想・レビュー・書評
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刺激的な本に出会った〜
たくさんの道具の写真やその思い出を読んでいくうちに私も髙橋さんと一緒に旅をしている気持ちになりました。
道具には思い出がありその人物の想い出も一緒についてくる…目にみえない想いに道具も使い古されるけど味わいがでてくる!
私も読み終わり自分の仕事道具に目を向けたくなりました。一緒に日々闘ってきた道具にスポットライトをあびせ記録してみたくなりました。仕事にたいしてワクワク感と大切にする気持ちがわいてきたな〜
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探検家である著者が、世界各地を回る中で、窮地を救ってくれた道具への思いとこだわり、探検の思い出をそれらの道具を紹介しつつ綴った本書。
半分くらいはその道具の写真と、世界各国で撮影された写真やその地図で、3段組みの文章も読みやすく、あっという間に読了。
何しろ実用第一なのである。
そりゃそうか。命掛かってるんだからね。
創意と工夫で、どれだけ様々な使い道を一つのものに見いだせるか、それが多くを持ち運べない探検家に必要な知恵だということなのでしょう。
思いがけない用途に、ほほ~と感心させられることもしばしば。
でもさ、ひざ下のポケットに、カメラやら地図やらあんまり押し込めたくないな~とか思っちゃう。シャワーキャップが超お役立ち!ホテルのアメニティにあったら絶対持って帰ろう!とか、う~ん、なるほど、でも私にはあんまり他に使い道なさそう…。
それっぽいモノが揃ったらできちゃった気がしちゃう、モノから入るタイプの私なんか、絶対に探検家にはなれそうもない。ならないけど。
命の危険を感じたことも何度もあり、困難な状況に遭遇するのは当たり前、でも困難を乗り越えやり遂げる、そのことこそに生きがいを感じる、楽しくて仕方ない、そんな著者の探検家たるゆえんが、愛用の道具たちとともにぎっしり詰まってます!
蛇足。
著者同様、三角関数と聞くだけで拒否反応だった私。
高校卒業以来、初めて三角関数が使われているのを見ました(汗)。
こんなところで再会するとは。死ぬまで見ることも聞くこともないだろうと思っていたのに。
sin、cos、tan…暗い思い出。 -
探検家の髙橋大輔さんが愛用している道具たちを主役とした探検記。
今までありそうでなかった内容と筆者の文章に読み進めるごとに惹かれていきます。
私もご本人の他の書籍を恥ずかしながらまだ読んでいませんが、この本も楽しめました。
お洒落な表紙でジャケ買いしましたが、他の書籍を読んでいる方が楽しめると感じてしまいました。
アウトドア好きな方が焚き火の前で、物思いに耽って読むような本だと感じました。 -
道具の本とはジャンル問わずなんでこうもわくわくさせてくれるんだろう。
それはきっと、試行錯誤の末の厳選されたものでること、持ち主の思い入れやエピソードがあるという事にたまらなく惹き付けられる。
探検家・高橋氏の旅に出る時に必ず持って行く道具を厳選して紹介している。
それはあくまで機能性にこだわった道具であり、道具でない、「相棒」のようなモノタチ。
その時のエピソードや想い入れとともに紹介されている。
わくわくさせてくれる1冊。 -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00545815 -
あるかないかの、差。
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酔い止めのアネロン バックパックのオスプレイ ソージョン28 ボウタイ 飲み水をきれいにするピュア ジップロックフリーザーパック ミニマグライト2AA いつか使いたい
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これの角幡唯介バージョンとか、高野秀行バージョンとかが読みたい。
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こういう類の本を見るとついつい買ってしまう。数々のグッズ。使う機会などなくても欲しい。又鬼山刀(マタギナガサ)が欲しい。熊を倒す時に使うのだ。
ブログに感想文?あり。
「ティッシュがなくても生きてゆける」http://zazamusi.blog103.fc2.com/blog-entry-942.html