70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本

著者 :
制作 : マンガ:たけだみりこ 
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757223639

作品紹介・あらすじ

介護と死亡がいっぺんにやってきた!
父…認知症→介護認定→施設選び→成年後見人
母…末期がん→入院→死亡→葬式→遺産相続

すべて著者の実体験!

知らないと損をする万一のことが起こる前にやっておくこと&知っておきたい制度・手続き。
認知症になった親、死んだ親の銀行口座からお金を引き出す方法はわかりますか?
親の老後と安心して向き合うために、今のうちから準備しておこう。

感想・レビュー・書評

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  • 私はファイナンシャル・プランナーです。お客様の生活に関わるお金について、相談相手となる職業です。

    一方、本書はこの分野の素人さんが経験をもとに書かれました。

    はっきり言って、お勧めです!

    私たち専門家は、「お客様が何を知らないか」がよく分からないまま、制度や法律を前提に話を進めます。

    お客様の状況やお気持ちなどをじっくり伺うよう、心掛けているのですが、「何が分からないか」を聞きだすのはとても難しいものです。

    しかし本書は、本当に何もわからない状況でお母さまを看取り、お父様の介護をなさっている。その経験から、「こういうことには気をつけて、準備をしておいたらいいよ」とシロウト目線で展開しています。

    多少、用語の使い方を間違えているな、と思う箇所もありますが、そんなことどうでもいいと思えました。

    お勧めです!

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著者プロフィール

著者 永峰英太郎(ながみね・えいたろう)1969年、東京生まれ。明治大学政治経済学部卒業。業界紙記者、夕刊紙記者、出版社勤務を経て、フリー。企業ルポ、人物ルポなどを得意とする。主な著書に『日本の職人技』『「農業」という生き方』(アスキー新書)、『カメラど素人が、プロのカメラマンに撮影のテクニックを教わってきました。』(技術評論社)などがある。また母親の死や父親の認知症の体験をもとに執筆した『70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本』(二見書房)、『親の財産を100%引き継ぐ一番いい方法』(ビジネス社)、『マンガ!認知症の親をもつ子どもがいろいろなギモンを専門家に聞きました』(宝島社)、『認知症の親と「成年後見人」』(ワニブックスPLUS新書)、『これで安心”もしも”のときに子どもに迷惑をかけないための準備ブック』(永岡書店)を出版。親の家の維持・売却の経験をもとに、本書を企画。

「2023年 『親の家を売る。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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