エロティシズム12幻想

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 56
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757501669

作品紹介・あらすじ

淫猥な仮想メディア、無機への偏愛、絢爛たる妄想、性衝動の果ての悪夢…"「エロティシズム」という名の書き下ろし幻想小説集"。

感想・レビュー・書評

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  • 2000年発行、エニックスの単行本。12編。あくまでエロティシズムな文学であり、ポルノ的なものではないといえる。グロっぽい作品はあるが、やはりエロとグロって近い関係なんですね、という感じである。『活人画』本当に19世紀末のイギリスの雑誌からの翻訳なのかどうかは知らないが、ヴィクトリア朝の雰囲気がそれっぽい感じがする。ヴィクトリア朝も末期なので、雰囲気はもう少し前かもしれないが。

    掲載作:『インキュバス言語』牧野修、『恋人』有栖川有栖、『和服継承』菅浩江、『ドールハウスの情景』我孫子武丸、『荒野の基督』皆川ゆか、『サンルーム』新津きよみ、『FLUSH(水洗装置)』南智子、『非時の香の木の実』竹本健治、『アルバトロス』津原泰水、『翼人たち』森奈津子、『活人画』作者不詳/北原尚彦 訳、『鬼交』京極夏彦、

  • 官能のあまい痛みと知的昂奮
    当代の人気作家が集結した極上競作集《12幻想》第1弾!

    あどけない恋人の欠片。和服の美女がかいま見せる狂気。魔性との
    交わり。有栖川有栖、菅浩江、京極夏彦ら現代の名手が、エロティ
    シズムをキイワードに筆をきそう。激しく、艶やかに彩られた12の物語
    が、読者の心に潜む願望を甘く導くそのさきには……。忘我のむこうを
    感じさせてくれる極上競作集

  • 執筆陣が豪華です。有栖川さんや京極さんや、5編位までは読んだのですがダウンしました。余り濃いのは駄目みたいです私。精神的にお子ちゃまなのかも知れません。有栖川さんの作品は有る意味プラトニックで清々しかったです。

  • 好きな作家さんがいっぱいなのです。でも買うのは相当恥ずかしかったです…。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。89年、『8の殺人』で作家デビュー。主な作品に、『人形はこたつで推理する』にはじまる「人形」シリーズほか、『殺戮にいたる病』『ディプロトドンティア・マクロプス』『弥勒の掌』『眠り姫とバンパイア』『警視庁特捜班ドットジェイピー』『さよならのためだけに』『狼と兎のゲーム』『裁く眼』『怪盗不思議紳士』『凜の弦音』『修羅の家』などがある。小説の枠を越えマルチに活躍し、ゲームソフト「かまいたちの夜」シリーズの制作でも知られる。

「2022年 『監禁探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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