よなかのれいじにハーレムを!!(3) (ガンガンコミックスJOKER)

  • スクウェア・エニックス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784757561687

感想・レビュー・書評

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  • 第3巻にしてようやく幽霊さんの本名が判明……しなかった!?
    まだこちらは幽霊さん呼ばわりしなきゃいけないのかと思いきや、零時が代わりの名前を付けたから今後はとりあえずレイと呼べば良いのかな
    読み返してみると第一話時点で霊と書いてレイとルビ振っていた事に今更気づいたよ

    と言うか、レイの正体が割ととんでもないものっぽい…?
    これまでは死んでからかなり長い時間が経った幽霊だと認識してたんだけど、そもそも幽霊じゃない疑惑が……!他のシーンでは判らない言葉なんてないと明言するシーンも有るし、まさかのまさかな正体?
    だとしたら零時がレイを見ることができるのも単純な霊感体質とかそういう話じゃなくなってくる気がするよ…?


    この巻で新たに登場するヒロインはヒメルダ。これまでは同じ学校の生徒をヒロインとしていた本作、遂に異国からやってきた少女というヒロインを投入してきましたよ。まあ、すぐ転校してくるけど
    気になるのはそのシーンのモノローグ。ヒメルダとの出会いを「もう一つの運命の出会い」と表現している点。
    1つ目の運命の出会いは第1話冒頭で描かれたレイとの邂逅なんだけど、ヒメルダとの出会いについても「もう一つの運命の出会い」と表現しますか
    いや、まあ、ヒメルダだけ他のヒロインとは違った関係性を築きそうなんだけどね
    これまでのヒロインたちはレイが認めた母体候補では有ったけど、零時にその気が無かったせいでお友達止まりな関係だった。
    しかし、ヒメルダは勘違いから零時にプロポーズされたと思いこんでしまう。今回は答えを先延ばししたけど、どうしたって零時を特別視するきっかけになる。更には風習の違いから零時との距離感も独特なもの
    そういったものが積み重なっていけば、零時とヒメルダが特別な、それこそ運命的な関係になることは想像できるね

    そして、ヒメルダが見せる特別な距離感は他のヒロインにも影響を与えたようで。
    良くも悪くも仲良し集団として成立し掛けていた第二図書室の面々に波紋を呼ぶものになりそうな予感
    特に満月は早速対抗して大胆な行動に出たし

    ただ、そんな矢先に風紀委員の美法に第二図書室の集まりが見つかってしまい……
    第二図書室私物化に因るリスク、皆で集まる日々の楽しさ。どちらを取るかという場面で零時の対応は印象的
    読だけが責任を取る状況を潰すために積極的に動くのだけど、かといって自分一人だけが犠牲になるのではなく俺達全員の責任だからと皆で平等に罰を受けようとした姿勢は評価できるね
    そういった誠実さや一方で脅威として乗り込んできた美法をも庇う姿勢を見せたことから美法も許したくなる。美法も「皆」の中に入りたくなったのかもしれないね

    危機を乗り越え、集いの「主」としての風格を徐々に備えてきた零時。彼が本当にハーレムの主人になってしまう日は近いのだろうか?
    そして幕間には毎回登場するけど、話に全く絡めそうにない須藤加奈はどうなるのだろうか…

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