悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(2) (SQEXノベル)
- スクウェア・エニックス (2021年8月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757574113
作品紹介・あらすじ
ようこそ! 魅了の公爵家の晩餐会へ!!
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したルチアーナ。断罪回避のため恋愛攻略対象には近づかない、と心に誓ったはずが、今度はいつの間にか『魅了』の魔術をかけられていて、兄のサフィア、筆頭公爵家のラカーシュとともに、王国で唯一『魅了』を行使できるウィステリア公爵家の晩餐会に参加することに。我が一族はできる限りの手段でもって、あなたの魅了の解除に尽力することを約束する麗しいウィステリア家の三兄弟に囲まれ、全力で助力を申し出られるルチアーナ。さらに、ラカーシュも本気を出してきて……。ええと、なんだか大事になってきましたが、皆さんどうぞおかまいなく!?
感想・レビュー・書評
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乙女ゲームの世界に転生したルチアーナは、自分の破滅を避けるために攻略対象キャラに近づかないようにする....はずが、色々あって次々に攻略対象キャラに出会うし、なんだったら「歩く彫像」のはずのラカーシュからの猛アタックをウケる(が、ルチアーナは微塵も気づかない)
今回から、ルチアーナにかけられた魅了の絡みで、美麗3兄弟が登場。いや、とんでもなく美しいんですがね、私はやっぱりサフィアお兄様かなぁ。前巻よりも素敵度がマシマシですよ。
本編はややヘビーな展開になってきたが、多く収録されていた番外編や目線違いの話がノリも軽めで楽しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学園生活に戻るルチアーナだが、瞳に魅了印が現れる。
サフィアは魅了の特殊魔術のウィステリア公爵家三兄弟を巻き込んで対応を図るが…。
ルチアーナ視点と周りのギャップがとっても楽しい。
一巻ではあまりにサフィアが胡散臭く不審感有りで読み進んでいたが、出来が良すぎていたんですね。サフィア最高です。
巻末のルチアーナ以外の視点の書き下ろしうれしいです。 -
無自覚で多くの人の気を惹いているルチアーナ。自分が悪役令嬢だと思っているからか、好意に全く気が付いていないのが楽しい。今回はサフィアとのやり取りが多くて楽しかった。兄妹でふざけ合っているのを見るとホッとできて。
攻略対象と関りを持たないようにしようと考えていたはずなのに、どんどん出会ってしまっているルチアーナ。今後どうなっていくのか楽しみ。