おじさまと猫(9) (ガンガンコミックスpixiv)
- スクウェア・エニックス (2022年5月12日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784757579392
作品紹介・あらすじ
ふくまるもパパさんが一番にゃー!
「ふくまるは私の一番なんだから」神田のふくまるを思う温かい気持ちが、ふたりの心を包んでいく。神田家に帰って来た息子の星鳴が出したバンド加入の結論は・・・!?ふくまる、恐怖のワクチン接種で病院へ。おびえるふくまるの前に現れたのは・・・!?そして、2週間ぶりにマリンと自宅に戻って来た日比野。神田へのお礼に頭を悩ます・・・。「ふくまるもパパさんが一番にゃー!」猫との日々が、皆の心を温かく癒していく。
感想・レビュー・書評
-
父親である神田のバンド加入を阻止するため、勢いで森山のバンドに入ると言ってしまった星鳴。友に裏切られたつらい経験を持つ二人は新しい一歩を踏み出す。おじさまと猫が紡いだ絆がさらに広がる9巻!
森山と星鳴はなんだかんだでいいコンビになりそう。ふくまると出会った父の変化から、母への思い出に囚われていた星鳴も前へ進み始める。ここで星鳴を騙していた輝明も登場。彼も才能に苦しみ、親への期待を背負いすぎた真面目な人なんだなと。神田に謝ることができてよかった。いずれ星鳴とも話してほしいね。
ふくまる病院へ行く回の表情の豊かさが楽しい!ジョフロワがすっかり溶け込んでいる(笑) 病院へおじいちゃんとやってきた犬・むぎろうとの出会いもほっこり。またその向こうに物語が繋がっている。
神田へのプレゼントに悩む日比野も、親の呪縛を解いて素直になっていく姿がグッときた。高い物ばかりが価値あるものではない。「“金に糸目をつけない”というのは、想像力の欠如を示しているにすぎない。」というアガサ・クリスティー『五匹の子豚』の言葉を思い出す。まあ、高くてもあれは選んだらマズい(笑) マリンに「これからは俺の匂いをつけてあげるよ」とすりすりするのも平常運転で好き。
猫カフェからの流れで、猫の保護へと向かった神田たち。そこで出会う猫ちゃんとは?!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
動物病院に連れて行かれるふくまるを落ち着かせてくれるむぎろうのエピソードが印象的でした‼︎幸せな未来は一緒に過ごしたい、その気持ちは人も動物も一緒なんだなと思うと心が温かくなりました‼︎
-
基本的に出てくる人はみんな心根は優しい人が多い。神田さんのお母さんと奏さんのお母さんは本気の毒だけどね。
-
星鳴が森山良春のバンドに入ると父親を入れさせないために勢いで言ったところから。
クソクソ言い過ぎて笑えました。
良春がこんなに口悪くなるなんて意外だったし。
星鳴が良春と話してるのを見て喜んでる冬樹に、「親不孝者め」と言うのが一番効きそうで面白かったです。
猫バカ達の話のようだけど、日比野の母親による刷り込みでお礼をするのが苦手という話とか、星鳴と九重の話とか、かなり重い部分とのギャップでつい読んでしまいます。
神田冬樹もお人好しかと思いきや、ちゃんと色々分かってるんですね。
でも星鳴は捻くれちゃったんですね…
子育て難しいなぁ。。
-
人間と猫の絆で結ばれた物語に、癒された!
SNSで発信していた作品で、気がつけば9巻まで出ていました\(^-^)/
おじさま:元有名ピアニストと猫のふくまるとの心温まるお話が、巻数を重ねるとどんどん広がって…職場(ピアノ教室)・おじさまの友人たち&家族・息子の友達まで行って、皆共通してるのは猫好き(一部例外あり)の面々で物語が繰り広げられています。
思わぬ繋がりてビックリしたけど、登場人物たちが猫好きなので色んな事がしっくり来ます。
毎回視界がぼやけながら、読んでます!素敵な話で癒されます♡
10巻も楽しみにしていたいと思います。 -
動物病院で出会った老犬の話のところで、思わず涙ぐんでしまった。
日比野が神田に、マリンちゃんを2週間預かって貰ったお礼をするお話も良い。
8巻で迷走したかなーって感じだったが、今回は良かった。 -
ぶた猫を飼い始めたやもめ男と猫の愛情生活第9巻。またまたほっこり。
-
だんだんいろんな意味でぶっ飛んできましたね。
とても好きです!(^o^ -
8巻は内容が微妙だったけど、今回は展開が広がりよかった。