- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758042253
作品紹介・あらすじ
冬なのに息苦しいほどの熱帯夜?!精霊指定都市「四方平」を襲った異常気象。それは市内に封印された禍霊たちの復活する予兆。崩れた精霊力を整え封印を守るための儀式「精霊相撲」の力士に選ばれた麒一郎が順調に儀式を終えるかと思われたそのとき、豪道連の総長「朱雀路刃凰」が乱入し戦いを挑む。最強の土属性vs究極の火属性、勝利はどちらの手に?!ドタバタ土属性コメディ、まさかの急展開。
感想・レビュー・書評
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四方平を、突然の異常気象が襲います。四方平の四方に封印された四体の禍霊の封印である「鎮蓋」が崩壊を始めたせいです。
封印を守るための儀式である「精霊相撲」に、麒一郎は参加することになります。しかし、そこにストリート・ファイト興行を統括する「豪道連」の総長・朱雀路刃凰(すざくじ・ばおう)が乱入し、麒一郎は敗北を喫することになります。
敗れた麒一郎は、座敷牢に軟禁されますが、刃凰が鎮蓋の破壊を目論んでいることを雪乃から伝えられると、その企図を挫くため、再戦に挑みます。ところが、刃凰のいる黒火馬山(くろひめやま)で麒一郎たちは、刃凰とヒャクメが戦っているのを目にすることになります。そこで、麒一郎は、雪乃と刃凰、ヒャクメの間の関係を知ることになります。
麒一郎たちは豪道連の重磊王ゲンザを倒し、刃凰もヒャクメを倒して、両者はふたたび合間見えることとなります。苦戦の末、麒一郎は刃凰に勝利を収めますが、そこで倒れていたはずのヒャクメが立ち上がり、大禍霊・這野口(ほうやぐち)を復活させてしまいます。
あいかわらず、ストーリーの展開が唐突な印象を受けます。当方の読解力にも問題があるのでしょうが、文章の方にももう少し改善の余地があるのではないかと逆恨みしてしまいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784758042253 302p 2011・6・1 初版