ＣＡＴＨＥＲＩＮＥ～ラプンツェル奇譚～ (DMC NOVELS)

著者 : 柄本和昭

• 一迅社 (2011年7月22日発売)

作品紹介・あらすじ

世間を騒がせる「連続衰弱死事件」にヴィンセントたちが巻き込まれていく、数か月前のこと。女に束縛されるのを嫌う男-ゲームプランナーのフレディは、"キャサリン"と名乗る新入女子社員に出会い、初めての恋愛に溺れていく。しかし同時に、彼の周囲には不可解な事件が起こりはじめ、毎夜ひたすら壁を登り続ける悪夢に苛まれていく…。過去と裏切りと女が交錯する、現実と夢の迷宮の果てに彼が見つけ出した答えとは-。大人気ゲームソフト『CATHERINE』の世界で展開する、オリジナル・サスペンスストーリー。

感想・レビュー・書評

[Supperさんの感想 · 2012年7月4日]

評価を★2か3かどちらにしようか迷ったけど、敢えてこの評価で。

原作のゲームを踏まえたオリジナル小説。フレディの周りで起こる奇怪な出来事をメインにストーリーが進んでいく。
内容は、ホラーサスペンス？といったところか。好き嫌いがはっきり別れそうな気がする。ファンなら迷わず買うべき！というところまではいかないが、興味がある方は是非。

[亞綺羅さんの感想 · 2011年10月17日]

ゲーム『CATHERINE』をモティーフにしたオリジナル小説。
若干ゲームと悪夢の設定や諸々が異なるが、面白い。
ゲーム内ゲーム『ラプンツェル』にまつわる物語。主人公・フレディは過去の心の傷から、女性と結婚することはおろか、愛することすらできない――そこからくる罪悪感は癒される事は出来ないのだろうか。