俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件2 (一迅社文庫)

著者 :
  • 一迅社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758043182

感想・レビュー・書評

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  • テレビアニメ化したので原作小説を先に読んでみようと思った。
    1巻をざっと読んだ限り、4コマ漫画を読むような感覚で読めるお手軽ラノベだと思う。
    ただ、センス的にはあまりあわない。
    ギャグや突っ込みは寒いし、キャラもイベントもどこかで見たようなものばかりで目新しさはない。
    ただ、飛ばし読みでも問題ないし、たまーにくすっと笑えるシーンが混ざったりもする。
    2巻の途中で面倒くさくなったので、コミック版を流し読みしてみる。
    コミック版も絵とかイマイチで色々とアレだが、さらに読み飛ばしやすくてお手軽に。
    7巻までずばずば読み飛ばしながら眺める。
    内容的にはイマイチなんだけど、なんだかんだで主人公の過去の秘密とか、クラスメイト女子とか、メイドとかの伏線が気になったんで、原作の方も読み飛ばしながらチェックしようかなぁ、なんて思った。

    このあたりの、主人公やその他の登場人物に秘密があるように匂わせつつ、先の巻まで延々ひっぱるってのも、この手のラノベではお約束すぎる。
    「お兄ちゃんだけど愛さえあれば・・」とかあの辺もおんなじことしてたし。
    てか、このタイプのラノベで個人的に一番好きな「俺の妹がこんなに可愛いはずがない」でも、桐乃の秘密は延々引っ張ってたなぁ。

    要するに、この作品も超ステレオタイプなテンプレ萌えラノベってこと。
    センスは合わないが、評価できる点は・・手軽さ?

著者プロフィール

大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビューし、ライトノベル、一般文芸などジャンルを超えて幅広く活躍。第3回京都本大賞受賞作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫)はミリオンセラーとなり話題を集めた。他の著書に『君にさよならを言わない』(宝島社文庫)、『ケーキ王子の名推理』(新潮文庫)などがある。

「2021年 『100万回生きたきみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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