花仙恋舞 はた迷惑な詩の契約 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758046428

作品紹介・あらすじ

睡花山で暮らす恵翠は、不思議な力の宿る花を操る花仙。ある日、身分を隠して下山して困っていたところを、三人の青年に助けられる。だが、お礼どころかその中の一人・炎武に不幸な事だけ叶う呪いをかけてしまった!「お前、俺に何をした」と訊かれても、ろくに花仙の能力を使えない半人前の身だし、むしろこっちが訊きたいんですけど。そのうえ、身バレ厳禁なのに、身分を怪しまれて…!?未熟な仙女×呪われた不憫な王子の中華風ラブコメ!

感想・レビュー・書評

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  • 無力な花仙だった主人公が、逃げてばかりだった自分を反省し成長していく。
    読みやすいし、個々のキャラも良いと思いますが、始まったばかりで終わっちゃったという感じ。上手く話が閉じれてないのが残念。
    謎も解けていないので、ちょっと消化不良。

  • 落ちこぼれの花仙・恵翠は、日々努力を重ねていたが、ある日突然、花仙の暮らす山を攻めてきた軍から一人逃れることに。
    出会った男三人は、本当に信用していいの?

    悪くなかったのだけれど、いろいろ詰め込みすぎてちょっと惜しい感じ。
    ラブの始まり的な淡い雰囲気。薄口。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4565.html

  • 読み始めてすぐに花仙達の住まう地が突如襲われ、ヒロインと一緒に右も左も分からないまま宝珠を託されて逃げるという展開は物語の世界に一気に引き込まれ面白かったです。
    …が、残念ながらその後の展開は色々と唐突すぎて、途中で何度か流し読みしてしまいました。(^_^;)

    本来はラスボスだと思われていた雷王に取り憑いた幽鬼があっけなく倒されるシーンは我が目を疑う程驚きました。
    そして、本物のラスボスだった炎武の国の宰相に取り憑いていた幽鬼も、恵翠の力で結構あっけなく倒されます。

    状況描写があまり上手くない作家さんなのか、全体を通して動きや行動や展開が唐突に感じるシーンがいくつかありました。

    もし続編が出るようなら、恵翠の力の秘密について(というか明らかに次代の至仙候補)や炎武にかかった呪いの秘密が明らかになってくれればと思います。
    個人的には、乙女と若者の恋の詩は始祖である至仙と人間の若者の恋物語の詩だと予想してるので、恵翠と炎武も恋仲になってくれたらロマンチックだと思います!

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著者プロフィール

2011年、「太陽王と灰色の王妃」で出版デビューに至る。「雇われ聖女の転職事情」など、その他の著書多数。

「2017年 『婚約破棄されたので王宮の裏ボス目指します!2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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