- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758046794
作品紹介・あらすじ
黒十字騎士団団長ヴィンセント王子と婚約した田舎貴族の娘フィーリア。彼のために王宮内で花嫁修業をしていたある日、国王に「結婚を認めた覚えはない。認めて欲しければ皇太后に結婚許可をもらって来い」と突然言われてしまって-。意気込んで受けて立ったのは私だけど、結婚を認めてもらうための課題が暗殺なんておかしすぎるでしょう!それにヴィンセントの様子もちょっと変じゃない!?婚約期間は試練の連続?一途すぎる王子の大迷惑な溺愛ラブコメディ第4弾!
感想・レビュー・書評
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国王に二人の結婚を認めてもらうためには、皇太后さまに認めてもらえと言われたフィーリア。しかし、さすがに悪魔の祖母。手ごわいおばあさまにフィーリアは対抗できるのか?おばあさまも結局ツンデレなのだろうか。今回もなかなか人のいうこと聞かない軍団に対抗する(比較的ましな)ヒロインが楽しく読めました。
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捕らわれて助けられつつ建造物崩壊という結末に至るというお決まりのパターンを繰り返す、ドタバタラブコメディーもとうとう4巻目。
神経が腰のある極太麺のような2人の口の悪いながらも本音が底に見え隠れする掛け合いが楽しいお話です。(+神出鬼没すぎるの従者クロッシア)
というか、そのノリツッコミ以外のストーリーは、特筆すべき所はないので、いつ飽きるかと自分でも思うのだが、読み始めたら最後まで読んでしまった。不思議
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一冊一棟倒壊シリーズ四冊目。ヴィンセントの超越した悪魔要素は一部DNAからきてるらしい事が判明したようなしてないような。そんな人模様のなか、フィーリアの突っ込み絶好調。ほんと、良いコメディです。
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ジャンルが「溺愛ラブコメディ」になっていて思わず2度、3度見してしまいました。
溺愛って…ヴィンセントの事、ですよね。
3巻のラストで、素直でないヴィンセントから求婚されたフィーリアは遂に年貢の納め時と決意し、結婚の約束をします。
その後、第3王子ヴィンセントの婚約者として王宮にいるヴィンセントの母マリアンヌの元でフィーリアは花嫁修業を頑張っていました。
しかし、突然、ヴィンセントの父である国王が手の平を返したようにフィーリアとの結婚は認めないと告げてきます。
更に、自分に認めてもらいたければ皇太后の許可を得て来いと冷たく言い放たれるのでした。
…という訳で、4巻はフィーリアがヴィンセントの祖母である皇太后に正式な婚約者として認められようと頑張るお話です。
相変わらず、フィーリアの寝室に当たり前のように夜這いというか侵入してくるヴィンセントに笑いました(笑)。
今回はヴィンセントの腹違いの妹(弟)に捕らえられ一緒に監禁されますが、フィーリアに手ずから食事を食べさせてもらったり膝枕をしてもらったりと、ヴィンセントがフィーリアといちゃいちゃしたかっただけにも見えました(笑)。
フィーリアに向かって事あるごとに「婚約者」発言してたのも、彼なりにフィーリアと婚約出来て嬉しかったんだろうなーと思ったら素直でなかったり色々と人間離れしてるヴィンセントですが可愛く見えてきました。
ロクに本気で嫉妬するヴィンセントも可愛かったです!
5巻はもしかしたら皇太后が考えていたヴィンセントの婚約者候補が現れてフィーリアと対決するのでしょうか。
2人の中も進展してるのか甘いのか良く分からない状態ですが、次巻も楽しみです♪