悪食令嬢の贅沢な恋 王太子殿下の美味しい毒味役 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758092166

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  • 花でも木でも毒でも薬でも何でも食べる悪食令嬢。毒を盛られ死にかけて食事ができなくなった王太子。そんな王太子殿下の毒味役を引き受けることになったリヴィアは王宮美食を堪能できると喜び勇んで王都に向かうが…。
    前向きで自分の欲望に忠実な主人公が良かった。あとご飯の描写が美味しそうでリヴィアじゃないけど読んでてお腹が減った(笑)

  • 特殊能力にコンプレックスを抱えつつ明るく前向きに生きるタフなヒロインもいいけど、王子シオンがなかなかかわいかった。

  • リヴェアが常に明るく前向きで可愛い。ただぱくぱく食べているだけじゃなく、周りもちゃんと見えててしっかりしているのが良かったです。シオンも大人しそうに見えて気持ちをちゃんと言葉にしてくれるので、甘さもあって楽しめました。

  • 食べられないものまで食べる主人公は
    姉に呼ばれて王都へ。

    毒も効かないので、確かに毒見薬は天職。
    色々食べられるのか、と思ったのですが
    そこは毒見なので一口だけ。
    ところで、ナイフとフォークに毒があったら
    どうするのでしょう?
    食器も同じものを使う??

    きちんと毒の犯人も判明ましたし
    姉の恋路も見られました。
    当然主人公も…なので、かなり楽しかったです。
    何故これほど色々食べられるのか、も分かりましたが
    宗教は怖いな、と再認識。
    いや、宗教が怖いのではなく
    勝手に思い込んでいる人??

  • 毒も薬も効かない、大食らいすぎておよそ食べ物とはいえないものまで食べることができる貧乏伯爵令嬢と、過去の経験から食事嫌いになった王太子との恋物語。王城で王太子の毒見役として働き始めるヒロインのぶっ飛んだ感じが楽しかった。王太子と同じものが食べられて毒見役は天職、というだけでなく、ほとんど手が付けられない王太子の食事を「残すなら、私にください!」って(笑)
    あとはメインのカップルだけでなくて、側近カップルももどかしいながらに可愛らしかった。

  • 何でも大量に食べることができるリヴィアと、毒殺されそうになってからあまり食べなくなったシオン。正反対にも見える2人がお互いを理解していくのが楽しい。自分の体質で苦労したこともあったけれど前向きなリヴィアを見ていると元気になれる気がした。シオンもどんどん前向きになってきたし、今後2人がどう変わっていくのか想像するのも楽しかった。

  • これぞまさに悪食。でも、味の区別はついているらしい(笑)。

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著者プロフィール

瀬川月菜(せがわ つきな)
小説家。代表作に『翡翠の森の精霊師』。

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