半夏生: 東京湾臨海署安積班

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 190
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758410359

感想・レビュー・書評

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  • 3.6
    まずまず面白かった。
    何となく結末が見えちゃってましたが、まぁそれはそれ
    面白ければいいと思います。
    安積班シリーズは初めてよみました。
    このシリーズ、他のも一応読んでみたいと思います。

  • 安積班シリーズ
    ベイエリア分署復活編第4弾だそうで

    今回は行き倒れたアラブ系外国人に端を発したバイオテロが疑われる事件に安積班が巻き込まれ…というお話し

    バイオテロに脆弱な日本の体制について警鐘を鳴らすという意味あいもあったのでしょうが
    やはり安積班や臨海署の面々が協力しながら事件解決に当たっていく過程が清々しい
    安積が悩みながらも部下を信頼し決断していく姿がまた周囲の評価をあげ、読んでいてもカッコいいと思わせる
    そうさ、人生に悩みは尽きない
    だがホームレスに身をやつした原田のように悩んでいるだけでは何も解決しない
    時には信頼して周囲に助けを求め、前に進むことを決断するのがカッコいいのだ!

  • ふむ

  • 安積警部補シリーズ 第11弾
    ベイエリア分署復活編 第4弾

    書き下ろしです。

    今回はバイオテロのお話。

    お台場にて身元不明のアラブ系外国人が死亡したことを発端に、国によるテロ対策本部が設置され、ベイエリア分署に岸辺という公安のキャリアが乗り込んでくる。

    ベイエリア分署の面々は、外国人を介抱したホームレスの捜索や接触した人間の洗い出しに忙殺される。

    日本の危機管理に疑問を投げかける作品。

  • バイオテロかと思ったら、インフルエンザでした。
    そこまでは良い。
    それを利用して国民の危機感をあおるキャリア。
    ほとんどクーデターの考え方。
    自分は良いことをしていると誤信しているだけに質が悪かった。

  • 身元不明の外国人が死亡したことにより、バイオテロの疑いがもたれる。バイオテロに振り回される安積班。でも・・・。結末は滑稽で、ハートフルかな(笑)

  • 久々にハードボイルドな小説読んだ。小気味よいテンポと梅雨明けの読了感が良かった。

  • バイオテロ!!と思いきや…
    ハンチョウシリーズおもしろい(・∀・)

  • 東京・台場でアラブ系外国人が倒れていた。生き倒れか、それとも病気なのか?更に言えばバイオテロの首謀者であることも否定できない。東京湾臨海署安積班が真実を追う。

  • お台場でアラブ系外国人が突然死。その外国人はパスポートを持参していなかった。警視庁東京湾臨海署の安積剛志警部補たちが初動捜査に当たり、上層部に報告する。その報告を受けた上層部は、バイオテロの疑いを抱き、お台場封鎖に乗り出す。バイオテロの恐怖に日本国中が騒然となるが。
    ハンチョウシリーズ。ドキドキワクワクの展開はないが、それでも面白いのが今野節。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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