本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758412711
感想・レビュー・書評
-
前作の続きです。排泄物と身体、憑依と自己など、ストーリーよりも蘊蓄というか含蓄というか、そういうもののの方がはるかに多いといういつもの押井守でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゾンビ日記が面白くて、ゾンビ日記2を借りた。
死者が歩き回る街で、若い女性が一人、リボルバーでひたすら死者を撃つという物語。でもそれだけでないのが押井氏で、身体論、トイレ論、死体論、呪術、服装装飾など多岐に渡る考察が語られる。十分面白い。 -
前作『ゾンビ日記』が人間の生死についての問いかけだったとしたら、その答えとなるべき続編。無数の死者が街頭を徘徊する静かな終わりの世界で、正装して拳銃を手にした女が今日も交差点に立つ。毎日毎日死者を葬り続ける彼女の過去には、習慣にこだわりのある「あの男」の影が…。
満を持して「女優」が登場し、表現がより映像的に感じられる。やっぱり監督押井守には女優が必要なのだ。さすがに犬までは出てこない…ある意味「仔犬」の物語ではあるとも言えるけど。前作に続いて押井守らしさは十分味わえる。
全3件中 1 - 3件を表示