高村光太郎詩集 (ハルキ文庫 た 15-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758430838

作品紹介・あらすじ

処女詩集『道程』の刊行から、人々の哀切を呼び起こさずにはいられない愛の詩『智恵子抄』を経て、一躍、国民詩人の地位に着いた高村光太郎。彼の抒情ある詩は、最後は自然へと帰着する。高村光太郎の詩の遍歴を追って、その光芒を放つ詩的世界を俯瞰する一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 智恵子抄
    道程
    以外では
    村山槐多
    恐怖
    が心に残る。

  • 「智恵子は東京に空が無いと言ふ、ほんとの空が見たいと言ふ。」
    この詩を見つけたとき、何とも言えない気持ちになった。そして強く惹かれた。
    「智恵子抄」がたまらなく好きだ。重度の精神病に侵された妻の後姿を眺めながら、光太郎が感じていたこと。痛いぐらいに響いてくる。

  • 智恵子抄の『人に』という作品が私の一番のお気に入りだ。
    光太郎の、智恵子を思う気持ちがとても温かい。

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著者プロフィール

詩:詩人・彫刻家。高村光雲の長男。東京美術学校卒業後、欧米に留学してロダンに傾倒。帰国後、「スバル」同人。耽美的な詩風から理想主義的・人道主義的な詩風へと転じる。代表作:「道程」「智恵子抄」「典型」「ロダンの言葉」等。


「2013年 『女声合唱とピアノのための 組曲 智恵子抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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