- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758431361
感想・レビュー・書評
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イタリアにお住まいの食べることが大好きな著者が、楽しく書いている感じで思わず微笑みながら読み切ってしまった。
イタリアに行く時のためにメモっておこうと思った料理名もたくさんあった。ミネストローネも忘れずにおぼえなければ。
でも、スローフードとか、オーガニックとか、改めて名づけるまでもなく、自然にできたものを、自然においしくいただいている様子が心地よい。あぁ、いいなぁ・・・
オリーヴとビネガーでなんでも食べるというのも、素材の味がおいしいからなんでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イタリアの食がテーマのエッセイで、著者やイタリア人の食への熱い思いが伝わってきます。私はてっきりイタリアのグルメを紹介する本だと思っていましたが、中身は思ってたものとは全然違エッセイでした(笑)読んでみると、まあまあおもしろかったです。基本的に私は食べることがすきなので、グルメに興味があったり、食べることが好きだったり、イタリアが好きな人は楽しんで読める本だと思いますので、ぜひ一度ご一読を。
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イタリアの<食>にテーマをしぼったエッセイ。
旬の食材からイタリア女性が大切にするキッチンまで話題はさまざまだ。
ひとつひとつのエピソードが好ましい楽しさに満ちていて、著者もイタリア人も食べることに対してとても貪欲だということがよくわかる。初出がかなり古いので現在とは事情も異なるだろうしガイド的な役割は担えないけど、イタリアの食に対する考え方や雰囲気が伝わってくる一冊。