秋螢: 立場茶屋おりき (ハルキ文庫 い 6-11 時代小説文庫)
- 角川春樹事務所 (2009年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758434256
感想・レビュー・書評
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捨てる神あれば拾う神あり。
悪いことがあれば、良いこともある。
哀しみがあれば、悦びもある。
それが、生きていくということ。
立場茶屋の女将さんおりきさんの周りの人々のそれぞれの人生。
みんないろいろあるけど助け合って、支えあって生きていく。
今回も切なく心温まる、何度涙したことか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おうめの過去。
おきわと父親凡太。
彦蕎麦の立ち上げ。
下駄屋天狗屋のみのり。
先代女将の墓参りですれ違ったのは先代の息子、國哉。
如月鬼一郎、本懐を遂げて、おりきに挨拶に来たのか、秋蛍。
三吉の才能を絵師に見出だされ、京に行く話に寂しそうな善吉。 -
11月17日~27日
「茶屋や旅籠の商いも至って順調です」―おりきは先代の墓参りに訪れた寺で、四十絡みの品のある面長な顔をした男性とすれ違った。もしや先代の一人息子?!と思ったが、声をかけることはできなかった。その晩、おりきは鬼一郎の胸に抱かれている夢をみた。鬼一郎の身に何かが起こったのではと心配になるが…(「秋螢」)。表題作他全五篇を収録した、涙と笑いと義理と人情に溢れた大人気シリーズ、待望の第五弾。 -
立場茶屋おりきシリーズ第5弾
おりきさんの善行
亡くなった女中の弟(子供)を雇用
陰間に売られた三吉救出&雇用
女中?彦蕎麦普請
身銭切りすぎじゃね?