風の王国 4 東日流府の台頭 (ハルキ文庫 ひ 7-10 時代小説文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436953

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  • 明秀たち率いる東日流軍は、中国大陸は遼東に、東日流府を作ってしまった。
    契丹と渤海の漁夫の利ぽくもあるけれど、渤海国を救うための、渤海国軍師の策。話のわかるヤツはどこにでもいるのだね。

    明秀はしなやかで強く、須哩奴夷靺鞨ですら、敵の敵は味方、とばかりだ。

    一方、契丹の皇太子突欲にも事情はある。
    敵役が悪いだけの存在でないところに、ラノベとは違う深みがあると思う。

  • 第四弾
    明秀たちの率いる東日流軍は、遼東に東日流府をうち立てたが、契丹の動きが気になった明秀は、須哩奴夷靺鞨を助けに、良民を多数殺害し出奔した建部清瀬麻呂が、彼を中心に据えた展開?

  • 東日流が契丹から遼陽城を取る。明秀が靺鞨の援軍に出ている間に、清瀬麻呂の裏切りにより遼陽城が奪い返され、勇魚が重傷を負うところまで。
    負け役が馬鹿ばかりで盛り上がらん。

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著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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