- Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758437134
作品紹介・あらすじ
服役中の男の告白-墨田区の不動産業者の強盗殺人事件は、意外なところから容疑者が浮かび上がった。監視中の容疑者・熊井を自らの失態で取り逃がした追跡捜査係の沖田大輝は、負傷した足を抱え、病室での捜査資料の見直しを余儀なくされる。一方、警視庁随一の分析能力を誇る西川大和は、いつもと違う容疑者の聞き込みに戸惑いを感じていた。そして、犯行現場に疑問を感じた沖田は、負傷をおして、捜査を強行するが-。
感想・レビュー・書評
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服役中の男からの証言で、お蔵入りになっていた事件が浮上する。
正義の職に勤めようと、悪の生業に身を置こうと、人間には表の顔と裏の顔があり、何かが引き金で裏の顔が出てくることがある。
置かれた環境が心を蝕み、年月が経つと鬱屈した精神はそれが日常になってゆく。
絆という言葉のもどかしさと、人間という脆さが描かれた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3.2
後半は面白かったが、前半はテンポが悪くなかなか読み進められなかった。 -
弁護士の女がいかにも!って感じのイヤなタイプの女でイライラした。
さやかと庄田もイライラする… -
今回は一つの事件を追うことで 色んな裏が明るみになる。これはこれで面白く読ませていただきました。机上派が行動を強いられ、行動派が動けない。違った意味で面白かったです。次作も楽しみです❗️
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2021/12/04 123読了
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20211029
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警視庁追跡捜査係。
5年前の犯人について受刑者から情報提供、
犯人はわかっているのに被疑者死亡不審な点が残り沖田が探す面白い