風の王国 7 突欲死す (ハルキ文庫 ひ 7-13 時代小説文庫)

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  • 角川春樹事務所
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437288

感想・レビュー・書評

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  • うぁぁ。読み終わってしまった。。。
    今まで、破竹の勢いで読んできたのに、なぜか読み進める速度がこの巻になって明らかにペースダウン。
    体調不良になったとかいかんともしがたい部分はあるけれど、他に気になることを始めたりして、明らかに意欲が落ちている。
    なぜか。
    サブタイトルで、結末が見えるから。
    そこではじめて、明秀の好敵手であった突欲を憎からず思っていたことに気づいたのでした。
    生まれが生まれだっただけで、悪いヤツじゃないやん、て同情もあったかもだけど、それでも。
    時代が時代なら賢王となったかもしれなくて、歴史的史実からの平谷さんの創作であるにも関わらず、このタイミングでの退場は、惜しくて仕方がないです。

  • 第七弾
    隠遁へと追いやられた突欲は後唐で平穏な日を?
    後唐の皇帝が死に滅亡、突欲も腹心の迷いから暗殺者の手に

  • 突欲は死んでしまう。と思いきや、、、

  • 突欲が後唐に亡命し、東日流勢力は高元譲ら旧渤海勢力と小競り合いを続ける。後唐滅亡にからみ突欲に刺客が襲うところまで。
    突欲まわりは史実に対応した流れのようだが、東日流みたいな勢力を入れてるんだから、もっと変えてもいいような感じがする。

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著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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