- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758439305
感想・レビュー・書評
-
北海道警察シリーズ第7弾。
佐伯と小島百合の仲に進展があり、津久井は事件関係者のピアニストに想いを寄せる。
どちらも単純に恋愛感情にのめり込むことなく、社会人もしくは刑事としての生き方との微妙なバランスが大人の恋愛事情を上手く表現している。
その機微の切なさに、佐伯氏はこんな作品の中も書けるのかと驚いた。
ある種スピンオフ的な作品ながら、読了後の余韻に星5つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。エンディングも最高。シリーズを重ねても間延びしない。登場人物の関係もいいように進んでいる。
-
所謂“北海道警察シリーズ”の新作。第七作。
津久井刑事が出逢う女性が事件の容疑者ということになって行く中、津久井は本当に容疑者なのか否かを疑う…
お馴染みの面々が各々に活躍する、このシリーズならではの展開。愉しく読了した。 -
推理小説読みたいなと思った時に期待通りの物を提供してくれるのが、佐々木さんです。まず、ハズレない。
今回はちょっと大人の恋愛があり、いつもよりも色気が増したストーリー展開でした。事件の展開はいつも通り。読み終わった時の満足感は、まさに期待通りでした。 -
このシリーズを読み始めた頃は札幌の土地鑑がまだ残っていたのでリアリティを感じていたのですが、時が流れて以前のような「その場にいる臨場感」が薄らいできたのが残念です・・・
相変わらず時間がない中での捜査。ヘタにだらだらしていない展開は嫌いではありません。佐伯たちのチームワークと関係性も好きです。それだけでこのシリーズを読み続ける価値があるってもんです。 -
久々の、笑う警官シリーズ。
今回は津久井さんがメイン。 -
ついに!そういう「大人な」関係になりました
セカンドステージに入っても疾走感のある事件
解決・・・うねるような状況の落差に読者は右
往左往しますね -
すっかりキャラが確立して安定感を感じる。なんとなく今野敏の某シリーズと似た雰囲気は、そういうのが好みなんだろうな
-
なんて切ない話なんだろう。哀切きわまりない。