ねこをかうことにしました (ハルキ文庫 い 23-2)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440547

感想・レビュー・書評

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  • オイラの家で飼われる猫はいつも突然にやってくる。縁なんだと思う。猫は昔から好きだ。理由はよくわからない。可愛いし、気品があって、凛々しい。それでいてダラシない。なんにせよ、絵になる。好きなときに寄ってきて、気がつくといなくなる。絶妙な距離感を持ってやがる。だから猫はこの物語集のように主役を張れるのかな。そもそも人間が勝手に猫を擬人化しているだけなのかもしれない。「どしゃぶりねこ」みたいに全く理解できない行動も好きだなぁ。

  • 宇野亜喜良さんの表紙に挿絵、今江祥智さんの本。しかも猫。この三つ巴にはやられました。
    今江祥智さんの、ファンタジーっぽい、エッセイっぽい物語。
    あとがき 祖母の猫板。猫板に乗っかると、長いキセルで脳天をこつん。なんともなんとも。。。

  • 宇野亜喜良さんの絵の表紙に惹かれて購入。
    今村さんの猫愛が伝わる、全体的に絵本の読み聞かせのような感覚が味わえる短編集だった。
    『セーターのあな』というお話なんて、なんだか教訓めいてて素敵。
    ”あのいくさ”のお話もあったけど、今村さんの記憶も少し混ざっているのではないかなぁ……と予想。
    姉妹本の『きょうも猫日和』も気になる。にゃおおん!

  • 自由に、
    気ままに、
    自分らしく、
    思いのままに。

  • それ程面白い話ではないんだけど、なんだか心がほっこりとした。

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著者プロフィール

1932年、大阪生まれ。『海の日曜日』(実業之日本社)でサンケイ児童出版文化賞と児童福祉文化賞、『ぼんぼん』で日本児童文学者協会賞、『兄貴』で野間児童文芸賞、『ぼんぼん』三部作で路傍の石文学賞を受賞(いずれも理論社)、他に『子どもの本・持札公開』(みすず書房)、『まんじゅうざむらい』(解放出版社)、など多数。絵本では、『でんでんだいこいのち』(片山健・絵/童心社)で小学館児童出版文化賞、『いろはにほへと』(長谷川義史・絵/BL出版)で日本絵本賞を受賞。他に『なんででんねん天満はん—天神祭』(童心社)、『龍』『いつだって長さんがいて…』 (いずれもBL出版)、など多数。

「2007年 『ひげがあろうが なかろうが』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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