猫の神さま 来栖屋敷騒動の巻 (ハルキ文庫 な)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.75
  • (3)
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758443623

作品紹介・あらすじ

神田にある猫手長屋の大家・代三郎は、仕事もせず、寝てるか三味線をかき鳴らすだけのぐうたら大家。
しかし、彼には小さい頃、命を助けてもらった故郷、猫手村の郷神・大猫さまから授かりし使命があった。
ある日、定州・来栖家の江戸上屋敷で、なにやら「腑抜け」という謎の病気が流行っているらしいという噂が舞い込むが──。
茶屋を手伝う幼馴染の於巻と、飼い猫(化け猫!?)の栗坊に尻を叩かれ、今日も江戸に跋扈した魔物退治に奮闘する! 
新たな江戸ファンタジー事件帖シリーズの登場。(『猫手長屋事件簿 ふぬけうようよ』改題作品)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 三味線弾きが化け猫を操って、魔物を退治する話。ではなく、猫の神様が、代三郎を操って、化け猫とともに、魔物退治させる話。三味線の音が、魔物に作用して動きを止めるのは、ありそうで上手い仕掛け。しかし、なぜ神様は、猫の姿をしているのだろう?

  • 猫絵十兵衛が好きな人ならきっと喜んで読める。次も楽しみ。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

児童文学作家、小説作家。
東京都生まれ。著書に『猫手長屋事件簿』シリーズ、『幕末五七五! 』(白泉社まねき猫文庫)、『名探偵!? ニャンロック・ホームズ』シリーズ(集英社)、『ゲストハウス八百万へようこそ』(双葉文庫)などがある。

「2018年 『新・歴史人物伝 豊臣秀吉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

仲野ワタリの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×