下町洋食バー高野 ビーフシチューとカレーは何が違うのか? (ハルキ文庫 ま 16-2)
- 角川春樹事務所 (2021年9月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758444361
作品紹介・あらすじ
集団就職で上京した郷子は、劣悪な環境に耐え切れず、職場の工場から逃亡した。
そんな時、浅草にある「洋食バー高野」のおかみ・とし子に助けられ、そのまま店で働けることになった。
周りの人たちの温かさに触れ、徐々に自分の居場所を見つけられるようになってきた郷子。
そんな折、お客さんから心ない言葉を浴びせられ、心臓が早鐘を打ち出す。
急に息苦しくなり、身体に異変を感じるが──。
温もり溢れる料理と人々を描いた優しく沁みる物語。
感想・レビュー・書評
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下町洋食バー高野。立て続けに読めた、とても良く花電車もきっとこんな風に自分に合ったからなんだろうな。おキョンが自分を見つめ直して成長する様が良い、実際に成長しているし女将の会合に興味を持って実際に大きな会得する。挫ける度に自分を否定して落ち込んでいる、お客のジイさんに冷やかされて心臓がドキドキして耐えられない緊張感が場面が1番響いた、自分をちゃんと受け入れてないんだ、自分にも当てはまるから尚更だよ。とし子さんも気付いんだろう上野駅に付き添い頼んで気分が落ち着いた。その後ジイさんを哀れに思う成長した。
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郷子が理不尽な物事をきちんと言語化してから納得してるのが凄いなぁと思います。
一個一個そうやって処理していってるので、凄く格好良い大人になりそう。
経験が身についてしっかりしてきたなぁと思います。 -
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https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/647926 -
うまそうやなぁ