(新装版)妖国の剣士 (ハルキ文庫 ち 2-11)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 161
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758445207

作品紹介・あらすじ

人間と妖魔とが争いを続けている安良国。幼い時に攫われた弟を探すため、女剣士・黒川夏野は旅に出た。
東都・晃瑠への道中、人の姿に化けた妖魔の伊紗に、盗まれた竹筒を取り戻す手伝いをしてほしいと頼まれて社に向かう。
その時夏野は、竹筒に封印されていた妖かしの目を己の左目に取り込んでしまった。
その後、晃瑠に到着した夏野は安良国最強の剣士と謳われる鷺沢恭一郎と、片目の少年・蒼太に出会うが──。
傑作時代ファンタジー新装版第一弾!!(解説・細谷正充)

感想・レビュー・書評

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  • 剣士と妖魔の国。
    ファンタジー要素が強いけれど、めちゃめちゃ強い剣士と、若い剣士と、妖魔がみんなそれぞれのストーリーがあって奥深い。
    今後の成長とその後の話が気になる

  • なかなか面白い和風ファンタジーに出会った。

    ちょー強い剣士に術師、剣客の少女、妖の子供。
    主要人物みんなエグい過去持ってる。
    一巻で早速敵討ちがメインに。
    続きも早速購入してしまった。

    2023.6.17
    101

  • 著書は「二幸堂」のシリーズから入ったので、ファンタジー小説はどうかと思ったが思いの外面白かった。
    町の設定が時代小説と近く、わかりやすい。

  • 75

  • 人と妖魔が併存する島国。剣士。術師。
    妖魔の目取り込んだ男装の女剣士。
    妖魔とは何か?理術は、どこからもたらされたのか?なぜ夏野に妖魔の目が飛び込んだのか?様々な謎をはらんで物語は進行する。この先が楽しみだ。

  • 人間と妖魔、争いながら暮らしているのは安良国。
    話す言葉遣いと剣士というイメージから、日本っぽいところを舞台にした時代劇風なファンタジーかなと思いながら読む。そのうち、夏野や周りの人たち、果ては妖魔らの気持ちになって読んでしまう。

  • 913-C
    文庫

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著者プロフィール

1972年生まれ、ミネソタ大学卒業、カナダBC州在住。2012年『鈴の神さま』でデビュー。同年『妖国の剣士』で第4回角川春樹小説賞受賞。「上絵師・律の似面絵帖」シリーズでブレイクした注目時代作家。

「2023年 『江戸は浅草5 春の捕物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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