20世紀新言語学は何をもたらしたか (開拓社言語・文化選書 29)
- (株)開拓社 (2011年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758925297
作品紹介・あらすじ
本書は『素顔の新言語学』(1978年、研究社出版)の改訂増補版である。ことばとは何か。英語の構造はどのようになっているか。言語の普遍的特性は何か。変形生成文法の登場に伴う理論の進展とともに考察する。深い構造など、抽象的レベル問題のほか、文型論など、具体的問題に及ぶ。改訂増補にあたり、今世紀初頭における回顧と展望を含む「生成文法のその後と認知文法」と最近脚光を浴びている認知文法の立場から「英語の冠詞再考」の2章が加えられた。
感想・レビュー・書評
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話を正確にしようとしているのだと思うが、本題に入る前提の話が長々していて、かったるかった。
分かってるから、はよ本題、はよ。って思って読んでいた。
チョムスキーの学説についてはよく理解できるように書いてくれていて、それはすごく良かった。変遷や詳細を知れたのがよい。 -
僕には早すぎたらしい。
なに言ってるのか、全然分からない…。
構造言語学という学問、変形文法という理論の両方を自分で説明できるレベルになって初めて読める内容っぽい。特に、変形文法について知らなすぎでした。結構読んだつもりだったのになぁ。
後、読み進めるのに激しくエネルギー使う。表現が政治家みたいで…。
古いものを加筆を最小限にして改訂出版した、という点を考慮したとしても、もう少し読み手に負担の少ない表現をしてほしかった。という意味で、恐れ入りながら評価スコアを2とさせて頂きました。 -
外国語として英語を学ぶといっても、必要とされるのはパラメータの細部を学習することだけである。
日本語と英語では単語の成り立ちからして違う。
大学の文学部の中でもっとも理学部的なのが、言語学である。