専制国家史論: 中国史から世界史へ (叢書歴史学と現在)

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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760116324

作品紹介・あらすじ

世界史上を「先駆け」た中国!「メガ・コンペティション」時代の到来とともに、ヒト社会は国民国家をこえる統合段階へと、足を踏み入れようとしている。しかし社会団体を解体し意思決定を疎隔化する「世界統合」の実態は、地球大専制の別謂でもある…。『気鋭の中国史研究者が世に問う意欲作』。

感想・レビュー・書評

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  • 古代国家→封建社会→近代資本主義国家という単系的な歴史発展理論の反証として、中国の専制国家形成過程を再確認しようと野心的な書。歴史理論の反証という性格から自然人類学、文化人類学、考古学まで範囲をひろげ、それらの成果をもとに専制国家成立を論じている。

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