「心の理論」は必要か: 心のありかを探る12の視点

制作 : Ivan Leudar  Alan Costall 
  • 金子書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760824540

作品紹介・あらすじ

「心の理論」の概念が登場してから半世紀。これまで問われてこなかった心のありかについて社会学、哲学も含め多面的に検証した書。目次より第1章 はじめに――本書について第Ⅰ部 理論と歴史第2章 心の理論パラダイムの歴史的先行物について第3章 「心の理論」――方法論上の混乱第4章 「心の理論」――批判の続き第Ⅱ部 応用第5章 参与者に理論はいらない――やりとりの中で心を知ること第6章 臨床的診察における統合失調症の相互⾏為的標識の特定第7章 マインドブラインドネスのルーツ第8章 心の「理論」を本当に必要としているのは誰か――高機能自閉スペクトラム症者の自伝的記述から導き出される社会的理解の発達への示唆第9章 動物に「心の理論」は必要か第Ⅲ部 新たな視点第10章 ディスコース心理学の隠されたデカルト主義第11章 心理学における対話的アプローチ――心の理論の二元論に代わるもの第12章 心の理論が支配しているけれど,それではいけない!

感想・レビュー・書評

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  • 【初出情報】
    『「心の理論」は必要か――心のありかを探る12の視点』
    原題:Against Theory of Mind
    編:Ivan Leudar
    編:Alan Costall
    監訳:熊谷晋一郎
    監訳:藤野 博
    ジャンル:発達心理学
    出版年月日:2023/12/25
    ISBN:9784760824540
    判型・ページ数:A5・376ページ
    定価:6,600円(本体6,000円+税)

     「心の理論」の概念が登場してから半世紀。これまで問われてこなかった心のありかについて社会学、哲学も含め多面的に検証した書。
    https://www.kanekoshobo.co.jp/book/b633262.html

    第1章 はじめに――本書について

    第I部 理論と歴史
     第2章 「心の理論」パラダイムの歴史的先行物について
     第3章 「心の理論」――方法論上の混乱
     第4章 「心の理論」――批判の続き

    第Ⅱ部 応用
     第5章 参与者に理論はいらない――関わり合いの中で心を知ること
     第6章 臨床的診察における統合失調症の相互⾏為的標識の特定
     第7章 マインドブラインドネスのルーツ
     第8章 心の「理論」を本当に必要としているのは誰か
        ――高機能自閉スペクトラム症者の自伝的記述から導き出される社会的理解の発達への示唆
     第9章 動物に「心の理論」は必要か

    第Ⅲ部 新たな視点
     第10章 ディスコース心理学の隠されたデカルト主義
     第11章 心理学における対話的アプローチ――「心の理論」の二元論に代わるもの
     第12章 「心の理論」が支配しているけれど,それではいけない!

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著者プロフィール

熊谷晋一郎(くまがや・しんいちろう) 東京大学先端科学技術研究センター准教授、小児科医。脳性マヒの電動車いすユーザー。専門は小児科学、当事者研究。著書に『リハビリの夜』(医学書院、2009年)、『みんなの当事者研究』(編著、金剛出版、2017年)、『当事者研究と専門知―生き延びるための知の再配置、2018年』(編著、金剛出版)、『当事者研究をはじめよう』(編著、金剛出版、2019年)など。

「2022年 『自由に生きるための知性とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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