- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761266288
感想・レビュー・書評
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世界で最も不安が少ない国は、シンプル。
日本は豊かになったが、悩みを抱えている。
それは、選択肢があるから。
「何をどう選択すればいいのか?」
「何をどう決めればいいのか?」
「何を判断基準に決断していけばいいのか?」
「何を選択すれば、自分の人生は良くなるのか?」
豊かさを時系列で相対比較できた世代を旧世代
豊かさが当たり前になり相対比較できない世代を新世代
自由は尊いもの。しかし、厳しくもある。
それは人間が弱い存在だから。
そして、自由に対抗する方法を知らない。
自由がもたらす不自由を超えて、本当の自由を得るためには、まず自由であることの一部を否定することから始まる。
つまり、自ら自由を制限する。
それが「自分ルール」という軸を持つということ。
今までは社会全体で目指すもの・社会規範としての軸が用意されていた。人それぞれが持っていた軸も多くの選択肢と一緒に失ってしまった。
どんなにワインが好きで詳しい人でも、1種類のワインだけを目をつぶって飲んで、その銘柄を当てることは難しい。人は絶対的に味を覚えるのが難しい。
味の区別をするために、基準ワインを決める。そのワインを徹底的に覚え、その味を軸にして相対的に判断していく。
軸があれば、一貫性があり、ブレない、流されない。確定していることが多いので、悩みが少なくなる。覚えてもらいやすくなる。応援されやすくなる。
応援されるためには、一生懸命取り組むこと&やっていることが明確な人。
自律でき、決断でき、必要とされ、信頼され、余裕を持てる。
自分ルールをもつと、行動がフォーカスされる。人生が整理整頓される。
「人は生まれながらにして善良である。しかし、弱い生き物だ。」
自分ルールをもつ最も素晴らしい点は、自分を再発見できる点。自分の軸・生き方の基準を見つけられる。
自分ルールを作る上で、他者を意識することを忘れない。
自分らしさを大切にするという仮面の下には、自分に対する甘えが隠れている。自分の弱さを知り、自分と他者とのことを考えられる人だけが、自分らしさを本当に生かせる。
あなたをあなたにしているのは、自分自身でもあるが、他者である社会でもある。
自利利他
自分高めることと、人のお役に立つことは同時にやらないといけませんよ。
私=あなた、自分=社会という感覚。
生かされているという感覚を持てる人が幸せになる。
自分の中にふつふつと湧いてくる「こうやって社会と関わっていきたい」というマイミッションを持つ
マイミッション
=社会人としての使命感。自分が生まれてきた意味。「自分は何のために仕事をしているのか?」というマクロ的なものと、社内の仕事における「チーム内での自分の存在理由は何か?」というミクロ的なものを分けて考えると、発見しやすい。
マイクレド
=個人として絶対に守るべきルール・行動指針。自分の軸であり、自分らしさを維持するための判断基準や行動基準。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20代最後の年。
これからどう生きるか、どうなりたいのかを考える上で
とても参考になった。
今までに読んできたどの自己分析本よりも己を知れたし、
どの自己啓発本よりも奮い立たされた。
響く言葉や、面白い例えもたくさん。
読みやすく、実行しやすい。
本当は教えたく無い気持ちもちょっぴり。
自分軸を持つことは幸せへの最短ルート。
これから何度だって読み返したい本。 -
チェック項目44箇所。
成長し続けるためのルール・・・72時間ルール。
昔の人は選択肢が少なかった。現代は選択肢に溢れている。何を選択すればいいかわからなくなる。また、変化が直線的でわかりやすかった。
マズローの欲求の5段階のうち1~3段階をクリアすれば幸せだった。
できる人間にあるもの・・・軸(自分ルール)。人から思われたくないこと・・・「一貫性がない」。自分ルールがあるとブレない。人との違いが明確で覚えられる。決断ができて迷わない。必要とされる理由が明確でその分野を頑張っている。だから人が集まり、信頼される。余裕がでてくる。整理整頓で年間150時間・・・人生の整理整頓。ルール>才能。
自分ルールを作るときは他人を意識することを忘れない。
自分らしさから自分への甘えになることがある。自分が何者であるかをきめるのは社会。人は人の幸せに貢献したときに幸せになれる。
「自利利他」・・・自分を高めるのと同時に人の役に立つ。
仕事とは喜ばれること。大切にしている言葉でその人の人間がわかる。
人の悪口を絶対に言わない。自分ブランド構築の時間を作る。ゆっくり考える時間を作る。ブランドとは約束。ぶれない人は自分との約束を守り続ける人。成功とは幸せになること。 -
すごく良い本です。
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100314
自己啓発
【マイクレド】
(著)浜口隆則+村尾隆介/かんき出版
★★★
■まとめ
・「やってみたい」、「挑戦したい」と思ったことに対して「72時間以内に必ず第一歩を踏み出す」。
・「未来ファースト」
→「こうありたい」「こうしたい」という自分にとってのありたい姿を描き出し、そこをゴールとして「それに必要なステップは何か?」と考えていく方法。
・「自分ルール」があるがゆえに「ブレない」、だから迷う範囲が少ない。
・「自分ルール」は、自分の弱さをせき止めるダムのようなもの。「ルール」があるから、迷ったときに、誘惑に対抗できる。
・自分のことだけを考えていたら、最終的にはうまくいかない。
→自分をより良くしよう、自分を高めていこうと考えたら、社会との関係性を考えなければ、どんなに素晴らしいルールでも役に立たない。
・言葉/「自利利他」:自らの悟りのために修行し努力することと、他の人の救済のために尽くすこと。この二つを完全に行うことを大乗の理想とする。
・言葉/Fake it till you make it:「なりたい自分」があるのなら、すでに「なったつもり」で行動しなさい。
・言葉/I can. Because I think I can.:根拠なき自身が、人を成功に導く。
・言葉/First time for everything:「はじめて」を恐れず、楽しく、すすんでやりなさい。
・言葉/「知行合一」:「知っている言葉」と「毎日の行い」を一致させること。
・大切にしている言葉を書き出す。
・言葉/誰が見てもプロと思える仕事だけを残し続けなさい。
・言葉に対して素直でなければ、人は成長できない。改めて、ゆっくり過去を振り返り「叱られたこと」「注意されたこと」を素直に受け止める機会をつくる。
・マイクレド10か条程度、マイミッション250文字程度で作成。
・人の悪口を絶対に言わない。会社や社会に関する文句も言わない。もしも批判するなら、常に自分なりの代案を用意する。
・「自分の仕事を大好きになる」、もしくは「今やっていることの中で使命を見つける」ことは人生を豊かにするために必要な能力。
・マイクレドは京子に手書きしてもらう
◆マイファーストクレドのためのフォーマット
1. 人との接し方に関する自分のルール、もしくは好きな言葉を一つ書いてみる。
2. 感謝に関するルール、もしくは好きな言葉を一つ書いてみる。
3. 時間の使い方や物事の優先順位に関する自分のルール、もしくは好きな言葉を一つ書いてみる。
4. モチベーションの維持に関する自分のルール、もしくは好きな言葉を一つ書いてみる。
5. 経済的なことに関する自分のルール、もしくは好きな言葉を一つ書いてみる。
6. ファッションに関する自分のルール、もしくは好きな言葉を一つ書いてみる。
7. マナーに関する自分のルール、もしくは好きな言葉を一つ書いてみる。
8. 健康に関する自分のルール、もしくは好きな言葉を一つ書いてみる。
9. 「誰と成功を分かち合いたいか」、その人やグループも自分のルールとして定めておく。
◆マイミッション
1. キミが思う社会の問題、業界の問題、会社の問題を冒頭に書く。
2. その問題をキミがどのように解決するかを書く。
3. 最後はキミがそのミッションを全うした結果どうなるかを書く。
◆マイクレド 100314
・朝5時5分に起きる。
・悪口を言わない。もし言ってしまったら取り消すか、2倍ほめる。
・毎月靴を磨く。
・新しいことにチャレンジする。
・やるか迷ったらやる。
・収入の10%を自己投資に、収入の20%を貯蓄、10%を投資。
・健康に気を遣う。
・体重を68kgに。
・新聞を読む。
・本を読む。
・DMU、DM6を毎日聴く。
・やりたいと思ったことに対し、72時間以内に最初の一歩を踏み出す。
・毎日30分無償で働く。
◆サブクレド
・週に5回、クロスウォーカを付けて6,000歩以上歩く。
・体重を記録する。
・毎日チェックシートを付ける。
・読書ノートをつける。
・家事を分担する。
・家計簿をつける。 -
"就活本の自己分析よりも自己分析できる!!"
【選書理由】
仲のいいブロガーさんにオススメされたので。
【感想】
オススメしてくれたブロガーさんに感謝!
すごくいい本です。私も友だちに薦めました。
自分の心得をカード(MyCredo)にして、いつも持ち歩きましょう。 -
自分のみつめなおすツール。
自分自身の価値観をブレーンストーミングしやすい入り方をします。
混迷する時代だからこそ、自分自身を見失わないように。 -
自分の信念を明確にしたいと思っている人にオススメ。
①なぜクレドを持つと幸せなのか
②マイクレドをどう作っていくのか
の二点がわかりやすい言葉とシンプルな表現で
書かれている。
大事なポイントだけを短くまとめてもらっているので
読むこと自体へのストレスもなく、一方でワークも含まれているので
自分自身で考えながら読み進めることができる本。 -
早速自分の好きな言葉を書いてみた。その中からMy Credoを決めよう!思い立ったら即実行。軸がぶれないようにするために、いつもMy Credoを持っていてそれを見るという。自分の信条や思いに忠実に生きてると、迷うことが少なくなるかなって思う。この本すごくいい!