- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761268480
作品紹介・あらすじ
大震災・原発事故で環境問題は変わった。日本だけでなく世界のあちこちで自然の脅威は拡大し、人災も深刻化している。だから世界中が環境対策を進めている。でも、ほんとうは危ないのか、安全なのか…。
感想・レビュー・書評
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環境問題の本。
保健の授業で使用。
一人、ワンテーマで調べていましたが、先生の中には図をコピー可とされる先生が多い中、この保健の先生はコピー不可ということで、生徒は一所懸命描いていました。
女子生徒のみならず、男子生徒も綺麗に図を写していました。
それを見て、思いました。
簡単に図や表をコピーして、レポート用紙に張り付けているけれど
こんなに上手に描けるんだ・・・・と。
一所懸命綺麗に描いていました。
横を通る時、「すごいね」「綺麗に描いてるね」と
声を掛けると嬉しそうな顔。
生徒の笑顔が司書の元気の源です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
環境問題を解決することがいかに複雑であるかが分かりやすく記されていた。
環境問題とは何なのか、環境を守るための法律がつくられていく経緯、日本だけでなく地球レベルでの取り組みなど多岐の項目に渡って簡単に書かれており、環境問題について大枠をとらえるには良い本であった。
勿論、環境問題と一言に言っても非常に複雑であるので、この本1冊で全てが理解できるわけではない。他の本も読んでさらに知識を深めようと思った。
また、「手にとるように」シリーズで、政治経済の分野の本も読んでみたいと思った。 -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00521584 -
大きな被害をもたらし多くの命が犠牲となった東日本大震災により、「人間は自然のもたらす恩恵とともにその脅威も受け入れなければならない」ことと「原子力発電所のように人間が作り出した技術によって生活環境が容易に脅かされる」ことが改めて目の前に突きつけられた今、環境問題とは何か、現在どのような問題があり、今までどのように対処してきたのかを正しく知り、これからどう考えて行動していくべきなのかをしっかりと考えてもらいたい。
本書は環境問題が発生するメカニズム、経済発展との関係、エネルギー問題、途上国の工業化と先進国の利害関係などを説明しながら、環境問題が国際協力なくしては解決できないことを述べ、持続可能な社会構築のために個人ができることとして、これまでの価値観やライフスタイルの転換を提言している。各項目はそれぞれ4ページにまとめられ図版や表を使って大変理解しやすく説明されている。現在私達が生きていくために、また地球を次の世代に無事に渡すために、環境問題は解決に全力を尽くすべき最も重要な課題のひとつである。