エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する

  • かんき出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761275815

作品紹介・あらすじ

40万部突破
「エッセンシャル思考」の第2弾!

ダニエル・ピンク、カル・ニューポート
イヴ・ロドスキー、アリアナ・ハフィントンが絶賛!
「無駄な努力を0%にして
成果を100%にする方法!」

最近、こんなふうに感じたことはないだろうか。
・目標に向かって努力しているのに、なぜかうまくいかない
・走っても走っても、ゴールに近づかない
・やりたいことがあるのに、エネルギーが足りない
・いったいどうして、何もかもこんなに大変なんだ?

成功するためには不断の努力が必要だ――そう信じて、
私たちは今まで頑張ってきた。
最高の成果を上げるために必死で働き、
脳と体を酷使する。
疲れていなければ頑張りが足りないのだと思って、
いつも限界まで自分を追い込む。
ところが、努力の結果は、思うようには返ってこない。
頑張れば頑張るほど、前に進むのが難しくなる。
2倍働いているのに、気づけば半分しか進んでいない。

本当は、何もかもがそんなに大変である必要はない。
頑張ってもうまくいかないなら、別の道を探したほうがいい。

エッセンシャル思考は「何を」やるかを教えてくれた。
エフォートレス思考は「どのように」やるかを極める技術だ。

いちばん重要なことを、いちばん簡単なやり方でやる。
そうすれば、余裕で思い通りの成果が出せる。

エフォートレス思考を読めば、
・「我慢」が「楽しい」に変わる
・最適なペースを見つけられる
・複雑なプロセスが驚くほどシンプルになる
・一度の意思決定で、未来の無数の選択を省略できる
・さまざまな問題を未然に防げる
・人づきあいのストレスが減る
・その他、人生のあらゆる面に応用できる

エフォートレス思考は、怠惰なやり方ではない。
スマートで正しい生き方だ。

感想・レビュー・書評

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  • €€ーーーー
    50万部突破の第一弾
     エッセンシャル思考よりも
      響くものが多いと感じました!!

    「努力」へのバイアスと向き合い
      自分の思考を補完してくれる本✨
    ーーーー☆☆

    1.この本を選んだ目的 
    エッセンシャル思考を読んだのでその流れで選びました。
    体系的な学びは好きなので、xx思考とか、xxの考え方みたいのが好きです。

     
    2.あらすじ
    大きく3つの章にわかれている。
    ①エフォートレスな精神
    ②エフォートレスな行動
    ③エフォートレスなしくみ化

    ①は主に考え方を説明している。
    エフォートレス思考とは何か?から始まる。
    努力に対する多くの人が持っているバイアスと向き合うための投げかけが続く。

    ②見出しの通り、行動について。
    『頑張らず、流れに逆らわず、自然に成果を出す。』というように、エフォートレスな行動とは何か?をいろいろと説明していく。

    ③原理原則に目を向けようというもの。
    枝葉ではなく、根幹を理解することが大切というもの。
    エフォートレスな原則は何か?に目を向けていかなければならない。


    3.感想
    ここでも3つの章ごとに感想を書きます。

    ①いい言葉が多く登場すると感じました。
    ちょうど、クリティカルシンキングを学習しているため、物事の考え方の幅が広がるような言葉が響くというのがあったからかもしれませんが、なかなかいいね❗️というのが率直な感想です。

    『何かが困難だと感じるのは、もっと簡単なやり方を見つけていないからではないか』なんて、会社の行動指針にでてきそうな内容。


    『努力の価値は過大評価されている』
    うんうん、そうだね。という、内容。


    ②ここでも、いい言葉が多かった。
    『必要以上の努力が、重要な成果につながることはほとんどない。頑張りすぎて挫折するより、最低限やるべきことを終わらせよう。』
    うんうん、そうだね。という、内容が続きます。


    ③最後は自分が疲れてきたのか、実践できてることが多かったのか、すっ〜と流れていきました。
    それでも、いい言葉は多かった。
    『法則は百万とあるかもしれないが、原理はわずかしかない。原理を把握した人は、自分の方法を正しく選ぶことができる』
    なんて、個人的には好きな考え方。


    4.今後、活かしていきたいこと 
    広く、深く物事を捉えていくときに、目的を意識するとか、原理に目を向けるとか、そういう意識が、また深まった気がする。

    いかに楽しく生きて、どれだけ人の役にたてるのか、これから歩んでいく道に対して、何らかのサポートになる気のする本でした。

  • 本書の主旨は、無駄な努力を0にして、100%の成果を得る です

    取り立てて新しい内容はなかったが、精魂つきるまで働いた結果として、無駄な努力をやめて、シンプルで平準なやり方を見つけた方のメッセージと思いました。

    PART1 エフォートレスな精神
     01 INVERT 頑張れば成果が出るとはかぎらない
     02 ENJOY 「我慢」を「楽しい」に変える
     03 RELEASE 頭の中の不用品を手放す
     04 REST 「休み」で脳をリセットする
     05 NOTICE 今、この瞬間にフォーカスする

    PART2 エフォートレスな行動
     06 DEFINE ゴールを明確にイメージする
     07 START はじめの一歩を身軽に踏み出す
     08 SIMPLIFY 手順を限界まで減らす
     09 PROGRESS よい失敗を積み重ねる
     10 PACE 早く着くまでに、ゆっくり進む

    PART3 エフォートレスのしくみ化
     11 LEARN 一生モノの知識を身につける
     12 LIFT いちばんシンプルに伝える
     13 AUTOMATE 勝手に回る「しくみ」をつくる
     14 TRUST 不信のコストを削減する
     15 PREVENT 問題が起こる前に解決する

    印象に残ったのは、
    アムンゼンとスコットとの南極点到達の話、
    結局信頼のある相手と組んだほうがより楽であること、
    本質を理解し問題が起きる前に対応をする
    です。 

    PART3がキモかと思いました。

  • 以前の自分を改めて思い出した。
    ・仕事は全て完璧に、丁寧に、どのプロセスも手を抜かない
    ・打ち合わせや問い合わせに時間を取られ、デスクワークをする時間が無い
    ・「やることリスト」が毎日増殖
    ・仕事に「こだわり」があり、1つ1つのタスクについつい時間を費やしてしまう
    ・自分の環境と評価に対する不満は非常に多い

    自分の担当業務は好きだったが、パフォーマンスと職務評価は上がらなかった。1年前に部署異動を言い渡された時は、会社への不信感と燃え尽き感が残り、本当に空しかった。
    この本を読んで、今後取ろうと思うアクションは以下の通り。

    ・自分が信じる「緊急度は低いが重要度が高いこと」を選択する
    ・1つ1つのタスクに制限時間を設ける(決めた時間内で、完璧を求めない)
    ・家の掃除は短期間で一度にやらない。少しずつやる。
    ・無くしても大きな問題にならない業務は廃止する。
    ・「なぜ俺だけがこんな境遇に」と不満を言わない。楽しいことについて考える。
    ・自分でコントロールできることに集中する

  • いまいちピンと来ない作品でした。
    どのようにやるかを極める技術とのことでしたが、私の理解力ではよくわかりませんでした。
    部分的にわかるところがあったので良しとしよう。


    40万部突破
    「エッセンシャル思考」の第2弾!
    朝日新聞書評掲載! (5/21)「できる大人の頑張らない主義」

    ダニエル・ピンク、カル・ニューポート
    イヴ・ロドスキー、アリアナ・ハフィントンが絶賛!

    「無駄な努力を0%にして
    成果を100%にする方法! 」

    最近、こんなふうに感じたことはないだろうか。
    ・目標に向かって努力しているのに、なぜかうまくいかない
    ・走っても走っても、ゴールに近づかない
    ・やりたいことがあるのに、エネルギーが足りない
    ・いったいどうして、何もかもこんなに大変なんだ?

    成功するためには不断の努力が必要だ――そう信じて、
    私たちは今まで頑張ってきた。
    最高の成果を上げるために必死で働き、
    脳と体を酷使する。
    疲れていなければ頑張りが足りないのだと思って、
    いつも限界まで自分を追い込む。
    ところが、努力の結果は、思うようには返ってこない。
    頑張れば頑張るほど、前に進むのが難しくなる。
    2倍働いているのに、気づけば半分しか進んでいない。

    本当は、何もかもがそんなに大変である必要はない。
    頑張ってもうまくいかないなら、別の道を探したほうがいい。

    エッセンシャル思考は「何を」やるかを教えてくれた。
    エフォートレス思考は「どのように」やるかを極める技術だ。

    いちばん重要なことを、いちばん簡単なやり方でやる。
    そうすれば、余裕で思い通りの成果が出せる。

    エフォートレス思考を読めば、
    ・「我慢」が「楽しい」に変わる
    ・最適なペースを見つけられる
    ・複雑なプロセスが驚くほどシンプルになる
    ・一度の意思決定で、未来の無数の選択を省略できる
    ・さまざまな問題を未然に防げる
    ・人づきあいのストレスが減る
    ・その他、人生のあらゆる面に応用できる

    エフォートレス思考は、怠惰なやり方ではない。
    スマートで正しい生き方だ。

  • 体力がなく、すぐに疲れてしまう私にとって、エフォートレス思考は積極的に取り入れるべきだと思った。
    なんでもむやみやたらに頑張ろう!とするのではなく、必要最低限のことを必要最低限の力で取り組める工夫をすることが大切。

  • すでに今の仕事が楽しくやれている人は読まなくても大丈夫な本
    キラキラしている人に憧れたり、仕事がしんどいなと思ったり、頑張っているけどちょっと疲れたなという方には読んで欲しい本です!
    こんな思想でやっているんだよーだったり、こんなことして仕事を楽しんでいるんだよーというのが、具体的に言語化されているのでとても腑に落ちてわかりやすかったです。

    頑張っている人が評価されるのはよくあること
    だが、本来あるべきなのは結果を出した人が評価される構図になるべきだと思います。
    残業を頑張っている。誰より量をこなしている。辛いけど我慢して仕事を続けられる。こんなことが評価されるべきではないかなと再度思わされました。
    特に今のZ世代には合わない価値観なので、それを理解するにも部下を持つマネジメント層は理解すべき考え方かなと!

    成果を上げるためには、苦労して努力することが正しい成果の出し方ではない。
    成果を上げるためには、楽しく努力することが大事。

    いまがしんどい人は、視点を変えてどうやったら楽しくなるかを考えてみよう!

  • 無駄なことは、本当に無駄である

    前作『エッセンシャル思考』が「何を」するかに主観を置いていたのに対し、今作は、「どうやるか」をテーマにしている。

    エフォートレスとは、直訳すれば「努力不要」という意味になる。ただ、単純な努力の否定というよりも、過度な努力によるデメリットや、より良いやり方の提案に重きが置かれている。
    イメージ

    そのための手法として「集中・」「仕組み化\」「累積効果/」を挙げている。

    集中・…本当に必要なことだけをやる、そして、やると決めたことに焦点を合わせ、他のことには脳のリソースを割かない。日常には、無駄な作業や儀式的なものが本当に多い。

    仕組み化\…手順はチェックリストにする。作業を思い出すという無駄な脳の作業と、ミスを無くせる。その先に自動化がある。また、作業自体を簡略化することも重要。無駄なステップは本当に無駄であり、どこにでも潜んでいる。

    累積効果\…学習で例えるなら、テスト前に一夜漬けして、テスト後に全て忘れる。これを繰り返すのが直線効果で、繰り返しても残るものがない。
    それに対して累積効果は、やった分だけ確実にプラスになる。それどころか、複利金利のように、指数関数的な伸びが期待できる。
    学習においては、正しい原理を一度だけ学ぶのが効果的。やり方は100万とあるが、基本的な原理は数えるほどしかないから。応用が効く。
    良い習慣を作るコツは、具体的な数値目標と、上限と下限を決めること。毎日の読書であれば、1日50〜100ページというように。ここでのポイントは、上限を超えて頑張りすぎないこと。燃え尽きて、むしろ二度とやりたくなくなる危険性がある。

    印象的なエピソードが二つあるので紹介

    ①筆者は大人になってから、ストームトルーパーのコスチュームで全身を包んだ。それは子供の頃からの夢だった。しかし、実際にやってみても、特に感動は無かったと言う。
    ここでのポイントは脳のリソースである。筆者の頭の片隅には、この、子供の頃の夢が無意識的にあり、常にリソースを割いていた。しかし、実際に実現してみれば、大したものでないことが分かった。
    あなたの脳には、常にリソースを食っている、余計な思念はないだろうか?

    ②棒高跳びにおいて、世界で初めて背面跳びをした選手が世界で一番になった。他の人がそこそこできることを極めようとするよりも、自分にしかできないことをそこそこに極める方が良いこともある例

  • エッセンシャル思考は何をやるか。
    エフォートレス思考はどのようにやるか。精神(転回、遊び、解放、休息、集中)、行動(目標、発動、削減、前進、上限)、しくみ化(学習、強化、自動化、信頼、予防)の3ステップで最小の努力で最大の成果を得る。
    みんながやってることを上手にやるよりも、誰もやってないことをそこそこうまくやったほうがいい。他人にとって難しいのに自分にとって簡単なことがあれば、そこからユニークな知識を創造できる。
    言うは易く・・・だと思ったけど、それこそエフォートレスな精神を手に入れるべきということか。
    361冊目読了。

  • 今の自分が求めている情報が詰まっていそうだったので正月休みに読了。
    この本では頑張りすぎずに最大の成果を出すための方法を知ることができる。

    近頃私自身が抱えていた問題としては
    ・達成したいことが多すぎる
    ・常に忙しく感じる
    ・頑張っても頑張っても終わりが見えず楽しくない

    などがあり、それらはまさに著者が本書の中で述べている現代人が抱える困難に当てはまる。


    特に心に残った内容は以下の通り。

    ◎難しいこと、嫌なことはどうやったら楽しくできるか考えてみる
    ▷気の進まないタスクをいかに楽しいものに変えるか、創意工夫すべし。例えば筋トレ時に好きな音楽をかけるのはいいアイデアかも。

    ◎不満があったら感謝に変える
    ▷不満や怒りの感情は良い結果を何も生み出さない。苦手な人がいても、その人の良いところを見るべきだし、何か文句があれば、「でも、〇〇については感謝すべきだ」と必ず感謝もセットで考えるようにする。

    ◎感謝することで思考がポジティブ化される
    ▷今の自分の不満に目を向けるのではなく、自分が既に持っているいいところに目を向けると自然と思考が外向きになっていく。

    ◎具体的なゴールを設定する
    ▷「おしゃれになる」とかは抽象的すぎる。「何着服を買う」などのほうが全然いい。

    ◎毎日の努力の上限と下限を決める
    ▷勉強時間も最低○時間、最高○時間、と決めることで燃え尽きを防ぐことができる。


    最近「頑張らない」ことにフォーカスした本が多いように感じる。
    最低限の幸福が約束されているからこそ、その幸福に感謝して日々平和に暮らすことが一番大切なのだと思う。インターネットによって、簡単に周囲と自分を比べることができるようになったうえ、コンプレックスを解消するための情報も山のように転がっているため、私たちは常に「自分には何かが足りない」と思わされ「何かしなくてはならない」と焦ってしまう。しかしその生き方を続けていると幸福にはなれない。だからこそ「頑張らない」生き方を勧める風潮が強くなってきたのだと思う。

  • 日本の片付けの精神にも触れており、
    手放し方、持ち過ぎない事。

    アスリートを例に書いているので、読みやすい。

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著者プロフィール

◎――McKeown Inc. のCEO。アドビ、アップル、グーグル、フェイスブック、ピクサー、セールスフォース・ドットコム、シマンテック、ツイッター、VMWare、ヤフーなど名だたる企業のコンサルティングをおこなう。著書『エッセンシャル思考』は全米ベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙やファスト・カンパニー誌、フォーチュン誌などで取り上げられたほか、NPRやNBCなどの有名メディアでインタビューを受けた。ハーバード・ビジネス・レビューやリンクトインに人気ブログを寄稿し、ポッドキャスターとしても人気が高い。世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。

「2021年 『エフォートレス思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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