東大の先生!文系の私に超わかりやすく物理を教えてください!

著者 :
制作 : 郷 和貴 
  • かんき出版
3.47
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本棚登録 : 258
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761276317

作品紹介・あらすじ

神がつくったこの世の中のしくみが、手に取るようにわかる!?

5~6時間!!で
高校物理がほぼ終わってしまう
「神秘の書」ついに発刊!

本書は、「物理なんて聞いたことない」「数学に挫折した私にできるはずがない」という大人のための「最速・最短で理解できる本」です。

日常の見方が変わる超教養的な内容に加え、
会話をたどるだけで、とっつきにくい物理がわかるのです!

その秘密は…
世界初!!
西成先生が本書のためだけに考えた
「物理の超最短ゴール」 にあります!
このゴールを目指すだけで、
高校で習う物理の核がすべて学べてしまいます。

さらに、話題の
「量子コンピューター」「相対性理論」が、
たった数ページでわかってしまう!

全国の理系難民の読者からの
「ムリかもしれないけど、物理編も読みたい!」という声援にお応えし、
あの伝説の授業、復活!!

感想・レビュー・書評

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  • 物理全くやって来なかったけど、ある程度理解できた、ような気がする。

    公式覚える気はさらさら無いけど、そういう仕組みなのねーってのが、知れるだけで十分満足。

    知れば知るほど、別の疑問が出てきたりして、結構楽しめました。


    ただ、裏表紙の「5~6時間で物理が理解できる!この本でも無理なら諦めるしかない」て、文句はちょっと煽りすぎ……

  • 先生がお茶目で、導入が分かりやすい。ただやっぱり途中から多少の公式がでてくる

  • 物理=モノのコトワリ
    アリストテレスが紀元前300年には、世の中は火、水、土、空気で成り立ってると言った。現在の、熱力学、力学、波動に既に着目している。さらに、電磁気と原子を加えたものを高校で習う。アリストテレスの名言「知を愛すること(フィロソフィア)」。アリストテレスにとっての哲学とは「知りたい」と思ったことすべてが対象。

    分子→原子→陽子(中心にあるプラスの粒)、電子(外周のマイナスの粒)、中性子(電気を持たないニュートラルな粒)→クォーク(素粒子、陽子と中性子を分解)

    ★熱力学
    熱力学第一法則:熱(Q)、エネルギー(U)、仕事量(W)の和は常に一定
    カロリー:1カロリー=1gの水を1℃上げるために必要な熱量Q

  • 読んでもあかんかった。
    物理諦めます(悲)

    まあ、ええか(楽観)

    言い訳じゃないけど、センター試験(時代)の英語は194点だったので、基礎学力は低い方ではないと思う(悪あがき)

  • 図書館で借りた。
    物理はやっと欄かった

  • 熱力学や電磁気学の説明が直観的で理解しやすい。
    カルノーサイクルこそが蒸気機関の本質だがその根本原則はボイルシャルルの法則にある。ここから、熱エネルギーを加えればピストン運動が生まれ、その後内燃機関、発電所までつながる。
    電磁気学が難しいのは、電場、電流、電圧、電荷などの沢山の似た用語が出てくること。この辺りの説明が整理されていて大変良かった。
    クーロン力の考え方は力学に似てるので、物理の得意な人は電磁気学を力学っぽく解く、と言う指摘はヒントになった。
    やはり物理の全ての基礎は古典力学にある。

    原子核の軌道に電子が回ってるが古典力学の考え方では原子核に引き寄せられてしまう。しかし現実はそうではない。だから、電子の軌道ははっきり見えるわけではなく、雲のように曖昧で、確率的に求めざるを得ない。ここから量子力学が生まれる。

  • 物理に関する本が読みたいなと思っていて、この本を手に取った。

    文系のライターに西成先生が説明する本は、最初の数学を教えて下さいを読んで依頼。そのときは正直ライターのボロボロ具合に苛立ちを覚えたのだが、3冊目となるとかなり改善してて、自然に読めた。

    肝心の内容は、フライを取る、ギターを鳴らす、ラジオの仕組みなど身近な部分から逆算して力学や波動などを説明しており、大変面白く読むことができた。

  • 高校物理の本質を、1週間で理解する本。

    目的が明確なんで、実にわかりやすく面白い。
    まあ、割にちゃんと覚えていたので数学本ほどではなかったが、文系の人は本当に一度目を通してみたら良いと思う。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1423390

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著者プロフィール

東京大学先端科学技術研究センター教授。専門は数理物理学、渋滞学。
1967年、東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大大学院工学研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了。その後、ドイツのケルン大学理論物理学研究所などを経て現在に至る。
予備校講師のアルバイトをしていた経験から「わかりやすく教えること」を得意とし、中高生から主婦まで幅広い層に数学や物理を教えており、小学生に微分積分の概念を理解してもらったこともある。
著書『東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』(小社刊)は全国の数学アレルギーの読者に愛され、20万部突破のベストセラーに。『渋滞学』(新潮社)で講談社科学出版賞などを受賞。『とんでもなく役に立つ数学』(KADOKAWA)、『東大人気教授が教える 思考体力を鍛える』(あさ出版)など著書多数。

「2022年 『東大の先生!文系の私に超わかりやすく物理を教えてください!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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