地域ブランドと魅力あるまちづくり―産業振興・地域おこしの新しいかたち
- 学芸出版社 (2011年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761525026
作品紹介・あらすじ
大流行の地域ブランドづくり。成功の鍵は「地域づくりと産業振興の相乗効果」にある。「特産物(サービス)ブランド」構築に留まらず、地域のイメージ、すなわち歴史や文化、自然環境や景観と一体となった統合ブランドこそ大切だ。「まちづくり」「産業振興」といった垣根を超えた地域ぐるみでの統合ブランド強化を提唱する。
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/699528詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
目次:序 地域ブランドとは何か、1 いま なぜ地域ブランドなのか、2 「特産物(サービス)ブランド」への取り組み、3 「文化・環境ブランド」への取り組み、終 ブランドの統合化と創造・・・etc
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例が満載。
系統だって紹介されている。
最初に日本地図が載っていて、どの町が本書で取り上げられているのか一目で分かるようになっていて分かり易かった。
地域振興に関して初心者でも読みやすい本でした。 -
地域ブランドには、特産物(サービス)ブランド、文化・環境ブランド、観光ブランドの個別ブランドがあり、それらをまとめる形で統合ブランドがある。
地方分権により、権限が地域住民に渡り、今後、都市間競争が進む中で、地域ブランドは都市の生き残りを懸けたキーワードとなる。
各地域がもつ地域資源の魅力や価値を認識し、独自性のある取り組みを行うことができたら、多様化する観光客を満足させることができる。
人口減少を迎え、多くの都市が衰退していく日本において、都市が生き残る道がしるされている。