3.11以後の建築: 社会と建築家の新しい関係

制作 : 五十嵐 太郎  山崎 亮 
  • 学芸出版社
3.14
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本棚登録 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761525804

作品紹介・あらすじ

3.11以後、建築家の役割はどう変わったのか? 岐路に立ち、社会との接点を模索する建築家25人の実践を、旧来の作品・作家主義を脱する試みとして取り上げた。彼らはターニングポイントで何に挑んだのか。復興、エネルギー、使い手との協働、地域資源等をキーワードに写真と書き下ろしエッセイで新しい建築家像を照らす。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと概念的観念的な話が多かった。文章も評論文のようで読みづらい。ポエミーにも感じる。
    もっと実際的具体的な話が読みたかったのと、図表が足りないと感じた。
    震災関連の話が半分以下なのも不足感があった。

    21世紀美術館の展示では、プライバシーに配慮した避難所仕切りの組み立ての際の写真だとか、再建した教会の紙材料や建築中の写真、被災前後の写真などがあり、楽しめた。それを補完するような内容を期待していたので、観念的な話に終止していたことは残念と感じる。

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著者プロフィール

1967年パリ生まれ。東北大学大学院工学研究科教授。博士(工学)。建築史・建築批評。1992年東京大学大学院修了。ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督。
主な著作に『過防備都市』(中公新書ラクレ、2004年)、『建築の東京』(みすず書房、2020年)、『様式とかたちから建築を考える』(菅野裕子との共著、平凡社、2022年)がある。

「2022年 『増補版 戦争と建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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