新版 生徒指導24の鉄則―指導に自信を深める「考え方」の原理・原則

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761920333

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  • 生徒指導というのは、犯罪に走りそうな問題児も、生徒と一括りにして学校に閉じ込め、先生がつきっきりで面倒を見る制度のように思う。外国の先生はこんなことしないだろうから、日本独自の発明だ。そのおかげで外には迷惑をかけず、日本は未成年の犯罪率が低い。しかし、そのツケは全部現場の先生に行く。筆者が言うとおり、荒れた学校も大半の生徒は健全で、問題児は数%。でも、確実にいる。この社会の矛盾を一部の人に押しつけ、出来て当たり前と、感謝もしない。むしろ、理想論で叩く。この図式は、何かに似ている。何に似ているかは言えない。

  • 2年間自分なりに学び感じてきた生徒指導を再確認することができた。具体的なエピソードが多くあり良かった。

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著者プロフィール

吉田 順(よしだ・じゅん)
1950年、北海道別海町生まれ。横浜市で37年間公立小中学校に勤務。担任32年、生徒指導部長16年、学年主任13年兼任。2011年定年退職。平成元年より「生徒指導」ネットワーク主宰。現在、「生徒指導コンサルタント」として全国の「荒れる」学校を訪問し、指導方針づくりに参画。「生徒指導」「非行・問題行動」「荒れる学校」「学級経営」などのテーマで講演、著述、相談活動をしている。訪問した学校は40年間で200校を超える。

「2023年 『生徒指導「トラブル対応」の教科書 事例編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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