情報サービス論及び演習 (ライブラリー図書館情報学)

  • 学文社
4.33
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762023187

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • レファレンスサービスに関する基礎を確認できました。
    タイトルに「演習」とあるように、実践を意識した内容です。

  •  本書は図書司書を目指す学生に向けて書かれた「情報サービス(リファレンスサービス)」の教科書であるが、書かれていることはどのようなツール(百科事典、書誌、目録など)を使って、どのように調べればよいのかということである。これは図書館利用するしないに関係なく「分からないことの調べ方」として十分に参考となる。また、人物・地名・歴史など分野ごとに有用な情報源も掲載されているため、実用性の高い教科書となっている。加えて、リファレンスサービス担当としてどのようにして質問を受ければよいのかという点についての解説は、利用者の立場からはどのように質問すればリファレンスサービスを有効活用できるかの説明となっている点も面白い。「まえがき」には「図書館司書養成課程の新カリキュラムに対応するためのテキストとして作成したものであるが、あわせて一般的な情報探索に役立つことを意識している」の目論見通りとあるが、まさにその通りの内容となっている。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1950年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館司書、昭和女子大学短期大学部助教授を経て、同大人間社会学部教授となる。2015年に退職し、現在は昭和女子大学や早稲田大学の非常勤講師として教鞭を執る。主編著に『主題書誌索引』、主要論文に「青山霞村の系譜・出自に関する一考察」など。編著書に『ホームズ翻訳への道 延原謙評伝』(日本古書通信社)、『延原謙探偵小説選Ⅱ(編書、論創社)。

「2020年 『死の濃霧 延原謙翻訳セレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中西裕の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×