- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784762822452
作品紹介・あらすじ
研究をデザインして実行する手順,学会に受理される発表提案の書き方,プレゼンテーションの仕方,論文の書き方などを解説。初学者のために分かりやすく親切な注釈を右ページに配置。巻末にはさまざまな研究方法の解説や学会情報などを掲載した。教育という現象が存在するさまざまなフィールドで,教育工学を始めよう!
感想・レビュー・書評
-
教育工学について、というよりは、研究の進め方や、発表の仕方、論文の書き方について述べてある本。
研究を始める前に読み、研究を始めてから読み…と、何度か繰り返し読むことになりそう。
目次
第1章 研究者としてスタートする(どのようにして研究計画を立てるか?―研究の7ステップモデル)
第2章 学会発表に向けてプロポーザルを書く(プロポーザルの準備と学会発表
一般的な注意事項 ほか)
第3章 発表を効果的に行う(発表のプランを立てる
使用するメディアを決定する ほか)
第4章 学会誌に研究論文を掲載する(冒険なければ収穫もなし
原稿執筆と投稿のガイドライン ほか)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカでの教育工学の定義をめぐる変遷など、新しい学問分野を形成するときの営みが分かって興味深い。
あとは、私のような学会デビューする人にとって、手取り足取り、親切な内容です。
・先行研究の記述方法
・教育工学の定義・・・モノ指向からプロセス指向。効率と制御というキーワードをあえて含めた。
・工学からイメージされるのが、ハードとソフトであることはまぬがれえない。 -
必修科目「特別研究1」で使用されている教科書。
専攻シラバス:
http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/curriculum/23/syllabus_23.html
この本を使用している上記「特別研究1」は公開されています。
http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/opencourses/sr1/index.html
博士後期課程選択科目「量的研究法演習」で使用されている。
専攻シラバス:
http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/curriculum/index2.html#d1 -
教育工学の概論というのがあまり無い中、良くまとまっている。研究者向けなので、もう少し初学者向けに書いてあると嬉しかった。