誰も教えてくれなかった因子分析: 数式が絶対に出てこない因子分析入門

  • 北大路書房
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762822513

作品紹介・あらすじ

心理学の研究でもよく使われている因子分析に関する初心者向けの入門書。ただし,数式を用いての説明は一切せずに因子分析の結果の見方や統計パッケージを利用した因子分析のやり方を説明する。これまでの類書で満たされなかった不完全な知識の補填を図り,「わかった!」という感覚を読者にもっていただくことを目指す。

感想・レビュー・書評

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  • すごく分かりやすい。活字が小さくて読みにくいのと、表紙のダサさが欠点。

  • アンケート調査などで因子分析をするなら、この本が参考になる。

  • 因子分析のことを理解するにはちょうどいい本。

  • 因子分析を愛しみ、手とり足とり解説してくれている良書。

    初心者がつまづきそうな点、疑問に思いそうな点にまで
    言及しているので、ハテナでいっぱいになる前に読み終えることができる。

    分析の参考例としては、心理学、教育学、社会学の事例が用いられている。

  • 因子分析を勉強するために最も参考にした本。
    初学者にも非常にわかりやすく解説してくれており、タイトル通り数式は出てこない。因子分析とは何か、をまず理解するには最適と考えられる。

  • 因子分析の知識は研究上必要なのに,どうしてもマスターできないことに劣等感を持っていた私にとって,救世主のような本です。数式ではなく文章で,かつ面白く解りやすく書かれており,頷きながら,笑いながら理解できるところが魅力です。今でも因子分析をマスターしたとは言い難いレベルですが,行き詰まった時にはこの本を開いて「自分にもできるんだ!」と言い聞かせています。

  • 因子分析を道具として用いる分には,この本で十分

  • 因子分析は非常にトリッキーな分析法です。自由度が高いゆえ、基礎的な知識がないと理論的解釈が困難になります。
    この本は、実際に因子分析をして、より深く学びたい人にお勧めです!
    初学者には向いていないことが、唯一の欠点です。

  • 因子分析の解析にかかるアウトプットの見方や
    なぜそれが因子分析でなけれなならないか?
    といったことがよくわかります。
    欲をいえば、もっとセンスのある表紙にしてほしかったです。

  • 因子分析の導入にはオススメの一冊です。文章も内容の構造も明解かつ簡潔で良書です。ただし数式が全くでてこないので、その点では本質が見えなくなってしまっているようにも思えます。

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著者プロフィール

1988年 九州大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得の上退学
現在 北九州市立大学学長 博士(心理学)

[主著・論文]
コミュニケーションの心理学 ナカニシヤ出版 1999年
誰も教えてくれなかった因子分析(共著) 北大路書房 2002年
現代の認知心理学4 注意と安全(分担執筆) 北大路書房 2011年
シリーズ心理学と仕事20 ICT・情報行動心理学(分担執筆) 北大路書房 2017年
ライブラリ心理学を学ぶ3 認知と思考の心理学(編著) サイエンス社 2018年
臨床事例で学ぶコミュニケーションエラーの“心理学的”対処法(編著) メディカ出版 2019年
ヒューマンエラー防止のための外的手がかりのユーザビリティ要因 ヒューマンインタフェース学会論文誌,13,61-66.2011年
ヘルプ操作コスト要因の影響の動機づけモデルに基づく検討 ヒューマンインタフェース学会論文誌,16,285-292.2014年

「2021年 『数式がなくてもわかる! Rでできる因子分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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